普通のHDMIケーブルだと安定して映る距離はせいぜい10m程度、それ以上のHDMIケーブルは映像が時々途切れたりと接続が不安定になってしまう。
10m程度で足りる会場と言うとキャパ50人がせいぜいです。少し大きな会場になると機材などで安定してHDMIが映るように延長する必要があります。
その方法をご紹介します。
HDMI分配機をリピーターとして使う
もっとも手軽なのは、HDMI分配機をリピーターとして使用すること。
ただしこの方法だと延長できるのは20〜30m程度。この長さだと使える会場はキャパが70〜80人くらいが限度です。
HDMIリピーターとしても使える分配機
・サンワサプライ 400-VGA013
分配機について詳しくは、こちらをご覧ください。
光HDMIケーブル
HDMIをケーブル内で一旦、光信号に変換して延長するケーブルです。光信号に変換することで電磁ノイズの影響を受けなくなり、銅線より長い距離を延長することができます。
・Amazonベーシック 光ファイバーケーブルHDMI
一番トラブルの少ないHD-SDIによる延長
本命はHDMIをHD-SDIという規格に変換して延長する方法。100m以上、余裕で延長できます。プロジェクターなど受信側でもう一度HDMIに変換してつなぎます。
一番安定していてテレビ局などプロの現場でよく使われます。
・Blackmagic Design Micro Converter