マヤ暦から見る個性

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コラム
マヤの人々はそれぞれが個性を持っていることをよく理解している民族でもありました。
神々から受け継いだエネルギーそのものが、受け継いだ人々の『個性』となると考えられていたからです。
その仕組みが『マヤ暦』の独特な暦から読み取ることが出来ます。 
『ツォルキン暦』という260日周期の、毎日入れ替わり1日1日を守護する20の神々と13の神々から成り立つ暦。

この神々のエネルギーを人は生まれる時受け取り継ぐのですが、
20の神々と13の神々は異なる性質を持っていました。
20の神々は精神、存在エネルギーとされ、人々の心に
13の神々は運動エネルギーとして体、または体を司る脳に宿ります。
マヤの人々は、神々はそれらのエネルギーを人々に与える事によって、共存の為に役割を与えたと考えていました。
と、同時に人々が個性豊かに過ごす事の幸せを与えたと信じられていたのでした。
個性を生かし、役割を果たす事で満たされる幸せが、やがて民族の繁栄へと繋がったのです。
『働き方改革』が唱えられる今、マヤの視点から見ると『原点回帰』と言えるでしょう。
これまでの一方向の常識では行き詰まりを見せた文明の中で、ご自身の『個性』を見つめ直すことは、的外れに見えて、案外忘れていた本当の自分を取り戻すチャンスなのかもしれません。

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