テトリス効果

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みなさま、テトリスはお好きですか?
私はほとんどゲームはしないのですが、落ち物やパズル系のゲームは好きで、たまにプレイすると、結構長時間やってしまうことがあります。

ところで、「テトリス効果」という言葉があります。
長時間テトリスをすると、プレイしていない時でも、パーツの残像が見えるなど、正しくものが見えなくなることを言います。
どこを見てもパーツが落ちて来て、「どこに置こうか…!?」と慌ててしまうこともあります。

脳はこのように、実際に存在していないものが見えるなど、だまされやすい面を持っています。
研究により、何時間もテトリスをすることで、脳内に変化が生まれ、ものが歪んで見えたり、認識に影響が出ることがわかっています。
ゲームに限らず、思考や行動がパターンにはまり、そこから逃れられない、離れて考えられなくなる状態も、一種の「テトリス効果」と言えます。

ネガティブなパターンに陥っている時は、脳がますますネガティブな要素を見つける方向に向かいがちです。
何を見ても、気に触ることやストレス、マイナス面が目につき、普段は気にならない問題でさえ、より拡大して見てしまいます。
そしてマイナス要素を探し出すことが習慣化すると、今ある幸せやプラス面を見逃してしまう上、偏った思考から、問題解決能力や判断力の低下を招き、問題はますます悪化してしまいます。これは本当に困ったことです…。

しかし、これを逆手に取れば、プラス面を見る習慣をつけることで、ポジティブな考え方ができるようになる、と言えます。

まずは、日常の中で、毎日良いこと、幸せだと感じることを紙に書き出すようにしましょう。
例えば、「目覚ましが鳴る前に目が覚めた」、「髪型が決まった」、「良い天気で洗濯物がスッキリ乾いた」、「お弁当が100円引きで買えた」など、意識的に良いことを探すと、日常にはたくさんの「良いこと」が溢れていることに気づけるようになります。

脳は、一度に多くのことを考え処理することはできないので、ポジティブ面に目を向けているうちは、不安やストレスなど、マイナス面には目が行かなくなります。
これを意識的に続けることで、人生における幸福度や満足度が上がり、ストレスに強い自分を作ることができます。
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