アフターコロナで生き残る航空会社と消滅する航空会社

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みなさんこんにちは。

旅行会社に勤務しているかとパンダと申します。
本日はコロナ禍のあとに生き残れる航空会社と消滅する航空会社について紹介していきます。

先日、タイのフラッグキャリアでもあるタイ航空が経営破たんをしてしまいました。筆頭株主はタイ政府でしたがそれでも経営破たんを選んだということで大変驚いております。

といいますのも、多くの国のフラッグキャリアは政府からの資金援助を受け、運航を継続しているというのが現在の航空会社の状況です。

日本のJAL・ANAは今のところ政府からの資金援助に頼らず自力での資金繰りを続けていますがアメリカやヨーロッパの主要航空会社は政府の資金が投入されています。

例えばイタリアのフラッグキャリアであるアリタリア航空はイタリア政府からの資本注入により国営化される運びとなりました。
アメリカの大手4社(アメリカン・ユナイテッド・デルタ・サウスウエスト)も政府からの資金援助を受けています。
欧州では航空会社の経営統合が進み、2国間・3国間にまたがる企業もあることから難航していましたが、支援が決まっています。

このように多くの航空会社が瀕死の状況にある中で積極的にビジネスを行っているのが中東のカタール航空です。

カタール航空は世界中の航空会社が減便・運休していく中で世界のハブであることを活かしたくさんの都市への運航を続けました。
カタール航空が運航していたことによって世界中の海外に出国していた方たちが自分たちの国へ帰国することができました。

私のお客様でもスペイン・イタリア・トルコなどから帰国する便が運休になってしまったお客様にご利用いただきまして無事に帰国することができました。

また、同じワンワールドメンバーのキャセイパシフィック航空の株式を取得し拡大路線をとっています。
この積極的な拡大策の後ろにあるのはカタールで産出される豊富な天然ガスによる莫大な収入です。

今後も積極的に拡大策をとっていくカタール王国、カタール航空に注目していきたいと思います。
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