「奪われた未来:革新が政府の手で縛られる」

記事
IT・テクノロジー
「奪われた未来:革新が政府の手で縛られる」
博士一号:「やっと完成したぞ!我々の夢のフリーエネルギー機関だ!」
博士二号:「信じられない!これが本当なら、世界を変えることができる!」
博士一号:「そうだ!これで人類はエネルギー危機を克服し、新たな未来を築
くことができる!」
(その時、研究室の扉が轟音と共に開かれる。入ってきたのは政府のエネルギ
ー部門のエージェントたちだった。)
エージェント:「お前たちが言っているのは本当か?フリーエネルギー機関を
発明したと?」
博士二号:「ええ、その通りです。これで世界中のエネルギー問題は解決でき
ます!」
(エージェントたちは固唾を飲みながら機関の詳細を検査する。そして、沈黙
が続く。)
エージェント:「これは……信じられない。」
(エージェントは深く息を吸い込み、冷酷な表情を浮かべる。)
エージェント:「この発明を世に出す事は不可能だ。」
博士一号:「なぜだ!?」
エージェント:「君たちはその理由を知らない方がいい。
ただ一つだけ言えることは、この機関が世界に普及する事は無いと言う事だ。」
博士二号:理由を知らない方が良いって知ったらどうなるのだ。
エージェント:君たち研究者は絶望感と無力感に押し潰されるだろう。
博士一号:それはどう言う意味だ。
エージェント:君たちは純粋に科学者として研究を重ね人類の為に役に立つ物
を作ろうと健気だ。
しかし世の中を動かしているのは、お金と言う強い欲と思惑だ。慈善精神じゃ
ない。
君たちが作ったこのフリーエナジー永久機関は油も燃料も要らないでエネルギ
ーを作り出す物だ。大多数の人類は喜ぶだろう。電力会社に電気代を払わなく
て良くなるからな。しかしこの事を喜ばない連中がいるのだ。
俺達は此処までしか君たちに言う事ができない。
エージェントたちは止める研究者たちに暴力を振るって完成したフリーエナジ
ー永久機関と研究資料を全て持ち去ってしまった。
博士たちは絶望に包まれた。
彼らの夢は政府の闇に飲み込まれてしまったのだ。
最後まで読んでくれて有難う(^^♪
三東周矢

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す