"幸福の調べ、キリギリスの歌"

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京子:みつる、今日は暑い日だね。
みつる:そうだね、今日の日差しは強烈で麦わら帽子を通しても熱気が頭に強烈だね。空は雲一つない紺碧の蒼穹が広がっているよ。
あれ、あそこにキリギリスがいるよ。
京子:え、本当に?どこ?
みつる:あそこの木陰にいるよ。キリギリスも暑いから木陰に避難しているね。俺はキリギリスに聞いてみたいことがあるんだ。
京子:キリギリスに何を聞くのよ?
みつる:ただ、キリギリスと少し会話してみたいんだ。
自然界や動植物に心を寄せて耳を傾けることって、心地よいことだよ。
京子:でも、キリギリスとどうやって会話するのよ?
みつる:まず、彼らの鳴き声を聞いてみよう。キリギリスは「チリリリリ」と鳴くことが多いけど、少し違うパターンもある。それに合わせて、俺たちも応答してみるんだ。
京子:なるほど、試してみようか。
(みつると京子はキリギリスの鳴き声に注意を向け、しばらく静かに待つ。キリギリスの鳴き声が「チリリリリ」と聞こえる。)
みつる:(キリギリスに向かって)こんにちは、キリギリスさん。今日は暑いね。
(キリギリスは鳴き声で応答する。)
キリギリス:チリリリリ...
京子:(驚きながら)みつる、本当に返事してくれた!どうやってコミュニケーションを取ったの?
みつる:キリギリスのリズムに合わせて、自分の波動とキリギリスの波動を共鳴共振することができるんだよ。
心が穏やかで、環境に敏感に反応することが大切だね。
(みつると京子はキリギリスとの会話を楽しむ。自然とのつながりを感じながら、太陽がギラギラ輝き照り付ける暑い夏の日を楽しんでいた。)

キリギリスは静かに野の草原で独り立ち、
二人の問いかけを聞いて会話をした。
そして、幸福を独り語り始めた、日中の時刻。
「幸福とは、太陽の微笑む光景かもしれぬ。
その温かな光に包まれて、生きる愛らしき瞬間。」
「幸福とは、友の笑顔と共に過ごすひととき。
共に歩み、共に笑い、共に分かち合う幸福。」
「幸福とは、大地の恵みに感謝する心。
種をまき、芽が生え、豊かな実を得る幸福。」
「幸福とは、自然と調和し共生する喜び。
風のささやき、木々のそよぎ、心を満たす幸福。」
そしてキリギリスは、恵の太陽に向かって
微笑みながら、幸福の旋律を奏でた。
 チリリリリ・・・

最後まで読んでくれて有難う
(^^♪ by 三東周矢
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