お稲荷様は怖くなかった

この記事は約２年前に書いたものです。

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先日、実家の稲刈りに帰ってきました。

天気が心配で

天気予報も雨マークがついてて

今にも雨が降りそうでした。

しかし、ライスセンターが空いてなく

手伝いの人が集まれるのもこの日しかなかったので、父は決行しました。

実家の裏には昔から

お稲荷様を祀っているのですが

父も母も祖母も朝、稲刈りが終わるまで雨が降らないようにお願いしたそうです。

母は更に御神酒も上げたそうです。

お願いをきてくれたのか

稲を全部刈り終わった時、パラパラと雨が降ってきました。

実家のお稲荷様は、いつも家を守ってくれていて

昔、家が火事になりそうになった時も

茶碗を割ったり(割れ物を捨てる場所が裏にあったので、そこに持ってきて気づかせる為)

煙を曽祖母の方に持ってきて

家に燃え移る前に教えてくれたと聞きました。

こんなに良くしてくれるのに、外では申し訳ないと、「家の中に入りませんか？」とそういうのを聞ける人に聞いてもらった事もあるようですが

今いる場所から動きたくないと断られたようです。

いつも外から家を見守ってくれています。

こんなにありがたい存在なのに

私は子供の頃からずっと、お稲荷様はちょっと怖い存在でした。

もちろん感謝はしてましたが、一人で家の裏に行くのがちょっと怖いというか...

なんとなくですが...

しかし、

父が先日、お稲荷様の御神体に色を塗って綺麗にしていました。

そんな事していいのか謎ですが...(笑)

私は御神体をよく見たことがなかったので、

見せてもらったら、すごい色鮮やかになっていました。

怖いイメージだったのが、稲穂を担ぎ、鎌を手に持った優しそうなおっちゃんになりました。

実家を守ってくれていたおっちゃんに

今日も感謝します。

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今もおっちゃんは静かに実家を守ってくれています。

今年も無事に稲刈りができました。本当に感謝しかありません☺️