【完全保存版】恐ろしいほど分かりやすい文章の書き方35

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ビジネス・マーケティング
こんにちは、ブログを見ていただきありがとうございます。

今回は、webライター4年目で数百記事を手掛けた経験のある僕が、分かりやすい文章の書き方についてご紹介します。

タイトルに書いてある通り、35個出していきます。
数が数なので、1つ1つ長々と解説はせず、例文を出しつつコンパクトにサクサク紹介していきますね。

分かりやすい文章をマスターすれば、記事の読了率や滞在時間にも大きく影響を与えられます

ライターとしてのスキルを上げたいなら、なくてはならない必須スキルといえるでしょう。

当然初心者でも、すぐに実践可能。
中、上級者の方は復習になります。

ぜひ参考にしてください。

1.一文を短く
一文が長いと読みづらくなり、何回も読み直す手間が発生する

2.結論を最初に
「結論→理由→具体例→結論」の順番を意識する(PREP法)

3.主語と述語を近づける
文章のメインは主語と述語。両者が離れていると、読者が述語までたどり着いても、「、、、え、何が?」となりやすい

4.曖昧な表現をしない
「など」「といった」「のように」「思います」「可能性があります」を多用すると、読者に刺さりづらい文章になる。冷静に考えると「いらないな」となるケースが多いので、要注意。

5.受け身表現をしない
「~されています」と書くと、遠回りな伝え方になります。
「~しています」と正面から書いたほうが、シンプルで読者にも伝わりやすい。

6.句読点をわかりやすい位置に
句読点を打つ目安は、音読して息継ぎするところ。
連続して使いすぎるとリズムが悪くなるので、一文で3つまでにしておくべきです。
また、主語と述語の関係は明確にするときにも使用します。

7.接続詞を少なく
接続詞を高頻度で使うと、文章全体がごちゃごちゃします。webの文章は接続詞がいらないケースも多いので、推敲時に本当に必要か再検討すべき。
目安として、接続詞を3回連続で使うのは避けましょう。

8.ひらがなを多く
漢字が多すぎると、読者が熟読する必要が出てくるため、読むモチベーションを低下させてしまいます。
比率7:3でひらがなを多めにしておくべき。
また個人的には、漢字の連続使用は5文字までがおすすめ(「都議会議員」くらいまでなら読みやすい)。

9.カタカナを効果的に
カタカナはひらがなよりも目に留まりやすいのでアクセントになります。
ただ、読者が意味を理解できないワードを使用するときは、きちんと意味を書いておくように。

10.クドい文末にしない
いわゆる冗長表現。
・「~することができます」→「できます」
・「~のようにしましょう」→「~しましょう」
・「~してしまいます」→「~します」
と、省略すればよりスッキリした文章になる。
初心者が確実に陥る部分なので、非常に大事。

11.似た単語を連続で使用しない
NG:SEOスキルが上がったことにより、より案件を受けられる。
OK:SEOスキルが上がったことにより、さらに案件を受けられる。

12.修飾語と被修飾語は近づける
NG:緊張せずこの打ち方でホームランを打てた
OK:この打ち方で緊張せずホームランを打てた

13.二重表現はNG
NG:頭痛が痛い
OK:頭が痛い

14.意味のない文章は削る
・「次から○○の説明をします」
・「では、解説していきます」
など。そんなん見ればわかるわ、的な文章は削除しましょう。

15.抽象的な表現を具体化する
NG:うどんなら1日これくらいの量です
OK:うどんなら1日○g~○gの量です
「~くらい」的な表現にはしっかり数字を入れましょう。

16.主語を明記する
なくても確実に主語が分かる場合を除き、文章には必ず主語を入れるべき

17.漢字→ひらがな
ひらがなにするべき漢字、というものがあります。
・「宜しく」→「よろしく」
・「後は」→「あとは」
・「例えば」→「たとえば」
・「更に」→「さらに」
・「何故」→「なぜ」
ありすぎて書ききれませんが、基本最初に来るワードはひらがなにするケースが多いです。

18.箇条書き
だらだらと文章が並べられてても、読者は読んでくれません。
むしろ箇条書きだけ見て、離脱する読者もいるくらいなので、記事内各所に入れておきましょう。

19.指示語は最低限にする
いわゆる「こそあど」です。
連続して「これ」「あれ」「どの」と書いてると、読者も「何が?」となってしまうため、使いすぎてはいけません。

20.装飾を入れる
色文字、マーカー、強調を入れることで、読者がどこを読むべきかを示してあげましょう。

21.エピソードを入れる
ストーリーや体験談は、特に読者が読みやすい部分です。
特に「失敗体験」は強烈になインパクトがあるので、とり入れるべきです。

22.業界用語を言い換える
よく言われることですが、記事は「中学生でも理解できるように」が鉄則です。
読者の知らないワードをこれ見よがしに入れても「なんぞや?」となるだけなので、分かりやすい言い方に変えましょう。

23.比較する
商品やサービスの凄さを解説するとき、読者は「どこと比べて何がいいの?」を知りたがっています。
なので比較対象を入れることで、商品の良さを正確に伝えられます。

24.重要な主張は繰り返す
記事を通して1番伝えたいことは、各見出しで繰り返し伝えましょう。
読者も記事を上から下まですべて読んではいないので、どこを読んでも重要事項が伝わるよう書くべきです。

25.センテンスを短くする
NG:
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

OK:
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

あああああああああああああああああああああ。

ああああああああああああああああああああああああああああああああ。

後者のほうが見やすいですよね。

26.一文内で同じ単語を繰り返さない
 NG:このデザインの参考書を読めば、デザインの基本を理解できます。
OK:この参考書を読めば、デザインの基本を理解できます。

ワードが2回使われている場合、文章を短縮できるケースがほとんどなので、検討してみましょう。なお、「~より」「~から」などの助詞も繰り返さないよう注意すべきです。

27.「前者」「後者」という言い方は控える
実質「こそあど」と同じような意味合いなうえ、読者が前の文に戻らなくてはいけないので、具体的に何を指しているか明記してください。

28.同じ語尾は2回まで
「~ます。~ます。~ます。」と、同じ語尾が連続で続くと、リズムが単調になって読者が飽きてしまいます。
「~も可能」「~ません」など違う語尾も入れて変化をつけましょう。

29.商品の特徴は別の視点で捉える
「子供が映画に夢中になっている間に別のことに時間を使える」
→「育児中の自由時間を増やしたい、忙しいお母さん向けのDVD」

検索意図に沿って、どの視点が一番刺さりやすいか考えてください。

30.意識レベルのワードは、行動を伴う形に変換する
・「心がける」
・「気をつける」
・「注意する」

といった言葉はよく使われますが、具体的に何をすればいいのか書いてあると、読者の心にもスッと入ってきます。

31.商品が何を解決してくれるかを冒頭で書く
例:リモートでかさむ電気代を抑えてくれる家電
「結局その商品は私に何してくれんの?」という疑問を真っ先につぶしましょう。

32.商品の特徴は大きい順に書いていく
読者は何となく目に入った情報を注視します。
なので「目に入りやすい=伝えたい情報」から順番に書いていくのがおすすめです。

33.比喩・たとえ話を積極的に使う
【効果】
・ショートカットできる:3行費やすべき説明を1行で説明できる
・複雑な内容を分かりやすく伝える
・読み手がイメージしやすい
・意味を強調できる

34.読者の知らないことは「知っていること」にたとえる
例①
お城の石垣には、さまざまな形の石が使われています。形が違う石を組み合わせることで、頑丈な石垣ができ上がります。
組織も同じです。
いろいろな個性を持つ人たちが力を合わせるからこそ、強いチームが完成します。
例②
法人における決算書は、学生の成績通知表と同じです。

「~と同じです」という言い方をすれば、自然と文中で使用できますよ。

35.誤解なくすべて書く
NG:吉田さんは岡本さんのように長い時間泳げない
OK:吉田さんは、岡本さんと同様に、長い時間泳げない

読者の認識に間違いがないように設計してください。

まとめ
分かりやすい文章の書き方について紹介しました。

初心者の方は一度に全部をマスターするのは不可能なので、5個づつ、10個づつと、意識すべきポイントを決めてから執筆してみましょう。

「本当にマスターできているから分からない」という方は、こちらがお役に立つと思いますのでどうぞ。



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