お守りの中身を見ても大丈夫?

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今日は納品がなかったので、自分の願意で
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神恩感謝の写経をしました。
いつもありがとうございます。


お守りは神様の分身を納めた携帯型のお札

さて、人生で一度くらいは社務所でお守りを授かったことがあると思います。
社務所ではおみくじの他、神札(しんさつ)やお守りなどの授与品が頒布されています。
神札は護符(ごふ)とも呼ばれ、その神社の神霊を家でお祀りできるようにしたものです。

紙や木、金属片などに神号(しんごう=神様の名前)が記され、家の神棚にお祀りしたり、玄関や門に貼ったりします。

神札を携帯できるようにしたものがお守りです。
紙や木などに神様の姿や象徴物が記された御神璽(ごしんじ)が錦の小袋に納められています。
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お守りは試験合格や安産祈願など個人のニーズに対応しており、バラエティ豊かなのが特徴です。

ゆえにいろんな神社のお守りをたくさん持ち歩きたくなります。
神様同士で喧嘩しないかと不安になる人もいるかもしれません。

しかし、日本はもともと八百万の神々が仲良くお住まいですので、複数持っていても問題ありません。

お守りの中身を見て問題ありませんが・・・

よく「お守りの中身を開けるのはよくない」といわれます。
開けてしまうと神様のパワーが薄れてしまう、罰があたる、などともいわれるようです。

お守りの袋そのものは御神璽を携帯するためのケースですので、中身を開けたからといって、何か凶事が起こるというわけではありません。

実際屋内では神札をむき出しのままお祀りしているわけですからね。
とはいっても、御神璽は神様の分身を納めたもの。

興味本位で中身を暴いて御神璽が破損してしまった、なんてことがないようにするためにも、むやみやたらと開封しないに越したことはありません。

神様が神社の本殿で大切にお祀りされているように、お守りの中の神様を敬い、大切にする気持ちで身につけたいものですね。

お守りはいくつまで持っていていいか

神様同士は喧嘩しませんから、いくつでも大丈夫です。
ただし、「大切に扱えば」という前提がつきますが。
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100体や200体も持っていたら、扱いが疎かになってしまいますよね。
現実的には10体~20体くらいではないでしょうか。

すべてを毎日持ち歩く必要はなく、洋服を選ぶ感覚で「今日はこれとこれ」みたいに選んでもいいですね。
お留守番のお守りには屋内の高い清浄な場所で待機していただきましょう。

お守りの処分方法

お守りは、よく1年で効果が切れるといわれていますが、実際は期限などが定められているわけではありません。

長期間持っていても、粗末に扱っていなければ大丈夫です。
また特別な思い入れのあるお守りも同様です。

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そのうえで古くなったお守りを処分したいときはゴミとして出さず、授かった神社にお返しするのがマナーです。

返納所(納札所)に納めて、お焚き上げをしてもらいます。
遠方の神社のお守りで行くのが大変なときは、郵送対応をしている神社もあります。

どうしても無理なときはご近所の神社へ相談してみましょう。
間違っても、お寺には相談しないようにしてくださいね(笑)


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