1人になる。

元旦那と、彼の間を、

行ったら来たりしていた。

彼らも、わたしも、

なにも動けない。

選べない。

やっと、気がついた。

わたしには、もう、選ばれるほどの価値なんて、

ないってこと。

まず、病気だ。

だんだん、自分の事もできなくなってる。

2人とも、選ぼうにも、

どこかで選べないのが、伝わる。

自分から、手放した。

やり直し。

生き直し。

パラリンピックの選手が、

車椅子なのはいい。

身近な人が車椅子になること。

これを受け入れるのが難しいらしい。

わたしだって考えたくない。

でも、歩けなくなってることは確か。

生きてきた全て賭ける。

歩けないわたしは、

もう、価値がないのか。

人間の価値ってなんなのか。

元旦那も、彼も、

わたしと同じ立場になったら、

たぶん、生きていけないから。

私を見てるのが怖いんだろう。

わたしは、探す。

新しいわたしの生きる道を。

と、言うわけで。

難病で歩けなくなっても。

あたし。

仕事したいし。

もう、痛い恋愛はしたくない。

まだ、恋愛する気か？ってな感じだろけど。

わたしの一番のテーマで、

失敗と幸せを繰り返してる。

全部を流せるような

人生の最期に、

出会いたい。

お父さんが亡くなって一年。

病気も何も関係なく

魂がくっつくような。

そんなの感じたい。

わたしは、感じてるんだけど、

まちがってるとも、思えないんだけど。