悩みや迷い、うまくいかない現実があるとどうしてもネガティブな気持ちになってしまいます。
もちろん、自分が不運だと思ったときに無理に明るく振る舞う必要はありません。傷ついた気持ちを受け止めて、落ち込んだり泣いたりするのは心を守る大事なプロセスです。
しかし、心の傷が癒えたあとは希望を抱き、「色々あったけど自分は幸運だ」と顔を上げてみましょう。
そうしないと、幸せのサインを見落としてしまうからです。
ネガティブな気持ちを長い間引きずり視線を落とすと、好きな相手からの視線や日常生活に散らばる願いを叶えるヒントに気がつきません。
ナショナル・ジオグラフィックが行った実験では、「自分は不幸だ」と考える人が目の前に書いてあるラッキーな情報を見逃す傾向にあると結論づけています。
手元に落ちてきた幸せのサインを見逃してしまうわけですね。
ひょっとしたら今叶ってない願いは、少し遡ったときに手に入れることができたものだったのかもしれません。
夢を阻害したのは、物理的障害ではなく自分の気持ちだったのかもしれません。
もし少しでも思い当たるふしがあるなら顔を上げるタイミングはまさに今です。
前を向いて目の前にある幸せをただ受け取りましょう。
あなたがこれからますます幸せになることを祈っています。