絶対に否定しちゃいけない

記事
コラム
「相談者様のお悩みを絶対に否定しない」
これは、私が占いをするにあたって一番心がけていることです。
それぞれの価値観があるのは当たり前。
自分にとって深刻な悩みでも、他の人にとっては全然大したことのない事だったりもします。
価値観は人それぞれ。けれど、どんなお悩みでもそれを否定する権利は誰にもないです。軽んじる権利も、誰にもないです。


占いが好きな私は、今でも色んな占いに行きます。
目の前でカードが捲られるわくわく感。手相を見てもらうドキドキ感。
そして一緒にお悩みを解決しようと寄り添ってくださる占い師さんが私は大好きで、自分が占い師になってからも、たくさん占いに行ってしまいます。


まだ「占い師になろう」と決めていなかった頃、数年も前のことですが、とても悩んでいる事があって私は占いに行きました。自分の人生に関わる、少なくとも私にとっては重要な事でした。
少しでも何かいい方向に向かえないか、そのヒントがほしい。そんな気持ちで占いに行きました。

結果、私は号泣して帰りました。

ずっとずっと、お説教でした。今でも思います。あれは占いではありませんでした。
きっと鑑定士さんの何かに私の質問が、私の言葉が触れたのでしょう。
30分鑑定の予定が、時間は1時間半(鑑定料は30分料金でした)経過し、その間、もしかしたらそんなつもりはないのかもしれませんが、私にとっては延々とお叱りでした。
「それは貴方の価値観でしょう!」と反論できればよかったのですが、当時の私にはそんな勇気はなく、ただずっと泣く事しかできませんでした。

ご機嫌取りの占いをしてほしいとか、そういう事ではなく、ただ、自分の価値観を否定だけはしないでほしかった。
違う価値観を持っていても、納得してくれなくていい。ただ、頭ごなしに否定だけはされたくありませんでした。
自分の意見を言ってくださるのはいいです。でも、それはお互いの価値観を尊重し合うのが前提だと思います。

あの経験は、忘れられません。
半ばトラウマです(笑) 
けれど、その経験があるので、自分が占い師として相談者様を鑑定させていただく時、絶対にお相手のお悩みを否定だけはしないと決めています。

相談してくださるというのは、抱えているものを、心を少し開いて見せてくれるという事だと思います。
出会ったばかりの占い師にそうしてくれる事に対して、感謝こそすれ、見せてくれたものを軽んじたり否定していいわけが絶対にない。
いつまでも、感謝の気持ちを忘れず、お気持ちに寄り添えた鑑定ができたらいいなと思っています。




*ココナラに登録させていただいた記念で、鑑定時おまけをお付けしています。よかったら是非ご入用ください*



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す