執着を手放す???

記事
コラム
執着を手放す、

恋愛の袋小路に迷い込んだ方は
必ず目にした事があると思います。

『引き寄せの法則』や『恋愛成就』には
『執着を手放す』と願いが叶う
そんな風に書かれています。

そんな事知ってるよ!!
執着を手放せるなら手放したい
こんな苦しい思いなんかしたくない!!

そうですよね。
簡単に執着を手放せるなら
とっとと手放したいですよね。

ですが、なかなか手放せない
私のお客さまにも
手放したいのに手放せず
大変苦しんでいる方が
多くいらっしゃいます。


そもそも『執着』とは何なのか?
様々な方が解説をしていますが、
私は『エネルギー』の事だと思います。

エネルギーとは、
無から有を創造します。
つまり、意識レベルから行動レベルに
変容させる(願いが叶う)のです。

このエネルギーが
自分に向かっているのではなく、
他人に向かっている状態が『執着』です。

ですが、エネルギーを他人に注いでも
もちろん変容する事はありません。

なぜなら私たちは、
自分の意識に基づいて行動するように
創造されています。
いくら他人に言われたとしても
行動するエネルギーとしては
変容していかないのです。
それを無理に変容させようとすると
アンマッチが生まれます。
それが、ストレスなのです。

私たちの潜在意識では
人は願えば必ず叶う事を知っています。
ですから、彼に愛して欲しい
私と付き合って欲しいなど、
意識レベルでエネルギーを注ぎます。

ですが、いくらエネルギーを注いでも
その意識レベルは私個人の物であるので
もちろん、他人は変容しません。

むしろ、相手からは
自分を無理矢理変容させようとする
ストレッサーと認識されてしまいます。
そんなストレスを感じる相手を
愛そうとする人はいませんよね?

ですから、このエネルギーは
本来あるべき姿である自分に注ぐのです。

例えば、彼と恋人になりたいから
綺麗になるためにエステに行こう!!
彼と結婚したいから
お料理教室に通おう!!

あくまで、彼への愛を
ご自身の行動に向けるようにする
それが、『執着を手放す』です。


もう少し理屈を捏ねますと、
ご自分が望む状態との関わり方にも
秘密があります。

もともとは、彼と『倖せになる』ことが
ご自身が望む状態だったわけですが、
エネルギーを彼に注ぎ込むと、
彼と『恋人になる』ことが
ご自身の望む状態となるわけです。
目標が変わってしまっている事が
分かりますでしょうか?

そして
彼と恋人になれないと倖せになれない
と思い込みが始まります。
『彼とではないと倖せになれない』
と思っているわけですから、
何が何でも彼を自分に振り向かせたい。
そう致しますと、
彼を失う恐れや不安や焦りが出てきます。
これが『執着』なのです。


▪︎自分が倖せになりたい
 ⇒彼となら倖せになれそう
  ⇒彼と恋人になりたい

▪︎自分が倖せになりたい
 ⇒彼となら倖せになれそう
  ⇒彼と恋人になりたい
   ⇒彼とじゃないと倖せになれない
    ⇒彼を失いたくない



もともとは
彼を愛することが
自分の倖せだったはずなのに
いつの間にか
彼に愛されることが倖せに変わってしまう。
むしろ、
彼に愛されないと倖せになれない
そう思うからこそ、
『執着』はなかなか手放せないのです。

そりゃそうですよね。
彼を失ったら倖せになれないと
毎日毎日『呪いのことば』を呟き
『潜在意識』レベルまで
浸透させてしまっているのですから。
いくら『執着を手放せ』と言われても
全く違う価値観を試すのは怖いですよね。

言うなれば
スカイダイビングでしょうか?
初めてスカイダイビングをする人は
一切の恐怖を感じる事なく
空にダイブする事が出来るでしょうか?
高所から落ちたら『死ぬ』
そう思っているからダイブする事に
不安や恐れを感じるのです。

でもダイブをした人に感想を聞くと
楽しかった、また飛びたいと返ってきます。

ダイブした人は、ポジティブな印象。
ダイブした事ない人は、ネガティブな印象。

執着を手放した人は、ポジティブに。
執着を手放せない人は、ネガティブに。

スカイダイビングと執着って、
何だか似てますね。



『執着』とは、
変容させるエネルギーである事


『手放す』とは、
そのエネルギーは自分にしか使えない事
彼がいなくても倖せになれる事


ぜひ、『執着を手放す』
メカニズムをまずはご理解頂き
安心して手放してくださいね。




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