「どうするか系」のご相談と「どうなるか系」のご相談とでは、占い鑑定の活用方法も違ってきます!

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占い
今回は、『占いの活用法』というテーマの一環として、「占いのご相談内容は大きく分けて2種類あります」という内容について、占い師の観点からお話させて頂きます。

上記のYouTube動画でも解説しておりますので、よろしければこちらもご覧頂けますと大変有難いです。

実際、占いのご相談内容は本当に多岐に渡るのですが、大きく分けますと、以下の2種類に分けられると思います。

(1)自分に選択権や決定権のあるご相談内容
(2)自分に選択権や決定権のないご相談内容

まず(1)の「自分に選択権や決定権のあるご相談内容」についてですが、具体例を挙げますと、
 ・どういう仕事をするのが合っているのか?
 ・転職した方が良いのか?
 ・来年中に引っ越しをしても大丈夫か?
 ・どういうタイプの人と結婚すると上手くいきやすいか?
といったように、最終的に自分自身で選択や決断のできる内容が当てはまりますが、これは「どうするか系」のご相談内容とも言い変えられると思います。

一方、(2)の「自分に選択権や決定権のないご相談内容」について、こちらも具体例を挙げていきますと、
 ・嫌な上司が3カ月以内に辞めるかどうか?
 ・自分が勤めている会社はこの先も安定するのか?
 ・近所に住んでいる嫌な人が近々引っ越しをしてくれるか?
 ・片思いしている既婚者が現在のパートナーと離婚するのか?
といったように、(1)の「自分に選択権や決定権のあるご相談内容」と比べてみると分かると思いますが、これらのご相談内容は自分自身に選択権や決定権のないところが特徴だと言えます。

嫌な人がいなくなるかどうかというのは、特殊なケースを除いて、基本的にはその嫌な人自身の決断や行動によると言えますし、片思いをしている既婚者が離婚するかどうかも、その既婚者自身が最終的に決断する事だと言えるからです。
また、会社が安定するかどうかというのは、その会社の経営陣の力量によるところが大きいですし、社会情勢の影響も大きく受けますので、雇われている側の立場である以上、自分だけの力で会社を安定させる事はほぼ無理ではないかと思います。

このように、自分に選択権や決定権のない事で悩み続けると、精神的に不安定な状態が続いてしまう可能性もありますので、そこで占いを受ける事によって、少しでも不安や悩みが緩和されて気持ちが楽になるのでしたら、それは相談者様にとっては好ましい事だと思います。

こういった「どうなるか系」のご相談内容の場合は、あくまで現状の把握や気持ちの整理として占いを活用して頂く事が多いのですが、それでも自分一人だけで不安や悩みを抱え込まず、思う存分モヤモヤした気持ちを吐き出すだけでも、幾分気持ちが楽になる事が期待できますので、これも占いを有効に活用するための一つの方法だと言えるでしょう。

ただし、自分に選択権や決定権のある「どうするか系」のご相談内容に比べますと、自分に選択権や決定権のない「どうなるか系」のご相談内容は、占い依存に陥りやすいというリスクもありますので、そこは占いを利用される上ではくれぐれも注意して頂き、自分に選択権や決定権がない以上は、ある程度は割り切って占いを利用するように意識して頂ければと思います。

実際のところ、占いをより有効に活用できるのは、やはり自分に選択権や決定権のある「どうするか系」のご相談内容とも言えますし、これは占いを利用するか否かに関わらず、『どうせ悩むなら、なるべく自分に選択権や決定権のある事で悩んだ方が良い』という事も、充実した人生を歩むための一つのポイントではないかと思っております。

最後までお読み頂きまして、どうもありがとうございました!
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