グラフィックデザイン発注と制作

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コラム
お世話になっております、mnm666です。
出品開始から早いもので1年が経とうとします。
たくさんのご依頼をいただき、現在納品数は約60件!ありがとうございます!

わたし自身、webで完結するデザイン制作は初めてなので、まだまだ手探りなところがありますが、ご依頼いただく方の中にもそういった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に「デザイン制作の発注自体初!」という方は多いかと思います。


そこで今回は、『グラフィックデザイナーのお仕事』『デザイン発注のポイント』について記事を書かせてもらいます!
※あくまで「わたしのお話」が前提です。


# グラフィックデザイナーが普段してること


『グラフィックデザイナーの仕事』と聞くと、オシャレなオフィスでMacを華麗操って、パパーンとデザインしてる?と思う方も多いのではないでしょうか。
そんなすごいデザイナーさんもたくさんいらっしゃる中、わたしは結構地味?な感じです。


[大まかな流れ]

1. ヒアリング
2. 制作物の参考イメージを探す
3. 参考イメージとヒアリング内容を合わせる
4. 手書きのラフ制作
5. デザイン制作
6. 提案
7. 修正
8. 納品


ご依頼いただいてからやっている工程をざっくり書き出してみました。

この中でまず重きを置いているのは1〜3の工程。
理由としてはデザインには、課題解決という役割を持っていることとふにゃ〜んとしたイメージは完成品に程遠いから。
双方が完成イメージに近いビジョンを持って課題を理解することで、より完成イメージに近いデザインの提供が行えると考えています。

5〜8の工程は提供データを使用して、ガツガツ進めていきます。
デザイン制作のほとんどをIllustratorやPhotoshopで行っている関係上、掲載内容はデータ提供でお願いしています。


# これがあればいる!?発注のポイント


制作の流れを紹介したところで、デザイナーがクライアントさんに提供をお願いしている抑えてもらいたいポイントをご紹介します。

ココナラでもよく「テキストはデータで!」「ロゴはEPSかaiで!」というお願いがあるかと思いますが、そこも踏まえて書いてみます。



1. 制作概要

制作物のサイズ・印刷範囲・ページ数・使用用途・ターゲット等の情報

これはデザイン制作や見積もりを作る上で、必要な情報。
多分これがないとどのデザイナーさんも手を動かすことができないと思います…。



2. イメージ

完成品の雰囲気やテイストが伝わる情報

このイメージはデザインを制作する上でとても非常に大切な情報。
ココナラで出品しているデザイナーさんの中には、「検索した画像でも大丈夫です!」とアナウンスしている方もいらっしゃいます。わたしもそう。
こんなのがいいな〜というのはより詳しくいただけると大変助かります。



3. テキストデータ

テキストデータは、コピー&ペーストできるもの

[大まかな流れ]でもご紹介しましたが、印刷物はPCで制作する関係上、ほとんどのデザイナーさんはデータを流し込んでいるんじゃないでしょうか。
テキストの書き起こしを承っているデザイナーさんもいらっしゃいますが、なかなか骨が折れる作業…そしてチェックをするクライアントさんも大変だと思います…。

事前にチェックされたデータを使うことで、お互いが最小限の労力でやりとりできます。



4. 写真データ

写真は高解像度のデータで

写真には、解像度というものがついて回ります。
せっかくおしゃれなフライヤーなのに、低解像度の画像がギザギザしてるなんてこともあったり…。
印刷会社でも解像度について指定されているので、キレイな画像を使って、ステキな印刷物を作りましょう。



5. ロゴ・QRコード・地図データ

ロゴ・QRコード・地図データはベクター形式で

ロゴ・QRコード・地図について、aiデータepsデータなんて聞き慣れない形式でお願いしていることがあります。

これらは「ベクター」と呼ばれる、解像度に依存しないデータ。
形が決まっていて、崩れてはいけないロゴ・QRコード・地図等はこの形式を使うのが一番安全だと思います。
また背景等も変えることができるので、デザインに溶け込ませることができます。


# まとめ

ざっくりと言いつつも、ボリューミーになっていまいましたが、
『グラフィックデザイナーのお仕事』『デザイン発注のポイント』についてご紹介しました。
「わたしのお話」というのが前提ですので、正解ではありません。あくまでもご参考程度に…。

データについてはなかなかすぐに用意できないこともあるかと思いますので、その場合はまず、デザイナーさんにご相談を。

最近は専ら実績紹介の投稿だったので、また機会があれば、こんな感じで記事を書いてみようと思います。

それでは、失礼いたします!




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