立てば分かる

記事
コラム
目の前の扉のむこうが
ひらけていたり、見えていると
安心して一歩進むことができる。
こういうときもある。


でも、ほとんどの場合
分厚い分厚い、扉だったり
ぐーんと高い、扉だったり
鉄の重たーい、扉だったり…

きっと、触ることも開けることも
躊躇してしまうような扉かもしれない。

遠くからみているだけになるかもしれない。


それでも、その扉の前に立つことを
選べるのは自分だけ。
そして、その扉をどうするのかを
選べるのも自分だけ。

思い切って押してみるのもよし。
引きドアかもしれない。
横にスライドするのかも??

中に入るまでにも色々とあって
時間がかかるかもしれない。


でも、周りなんか気にしなくていい。

自分なりにいろんなことを試して
開けていければいい。


「隣の人のやり方では
 その扉は開けることができないんだ、
 きっと自分だけの、開け方があるはず」


そうやって
不安でも、臆病になったとしても
最後には、自分を信じて
開けていこう。


自分で選択して
チャレンジして
うまく開けられなかったとしても
きっとそれは、必ずその先の扉で
役に立つはず。

そう信じる。

無駄になんてしない、というおもいは
きっとその先に繋がっているから。

強くなんかなくたって
弱くたって
臆病だって
それも全部じぶんなんだ。

これでいいんだ。


そうやって
すこしずつ自分を認めて
すこしずつ進めば
分厚い扉も、高い扉も、鉄の扉も
きっと、ちゃんと開く。


大丈夫。


ひとりひとり
そのチカラを持っている。


だから、先が見えない扉だとしても
勇気をもって扉の前に立とう。


立つことで
見える景色が、わかる景色が
そこにはある。




2020.12.17 #80








サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す