わかったような、わからないようなカタカナ用語の意味は?

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治家のスピーチや、新聞の記事、TVの評論家のコメントなど、やたらとカタカナ用語が頻発して出てきますよね。日本語で言ってくれ!といつも言いたくなるのですが、
とにもかくにも、意味を知らなければ、と思い、ここによく聞くカタカタ用語の意味内容をピックアップしてみました。

●アウトソーシングとは
アウトソーシング(Outsourcing)とは、社内の業務の一部を外部に委託することを指します。自社に不足している人材やサービスを外部から調達することで、企業の生産性向上や競争力強化に寄与します。
「外注」「外部委託」のこと。
アウトソーシングの対象となる業務は、各種事務や受付、コールセンター、営業など非常に多岐に及びます。

●アサイン
アサイン(assign)とは、「任命する」「割り当てる」「付与する」などを意味する言葉です。ビジネスシーンでは、「任命する(役職等)」「仕事を人に割り当てる」などの意味で用います。
アサインには、目上の立場の人が下の人に対し、申し付ける意味合いが含まれています。

●アジェンダとは
(agenda)とは、「議題」とか「課題」とか「計画」とかの意味です。
日本語で計画・予定表・議事日程・協議内容など。具体的な内容はまだ決まっていないので、みんなで考えましょうというニュアンスがある。

●アライアンスとは
「提携」とか「連携」とか「協力」などといった言葉です。
アライアンス(alliance)は日本語にすると、「同盟・連合・提携・縁組」と訳されます。ビジネスの場面では、一般的に「業務提携」「戦略的同盟」といった意味で用いられます。より具体的にいうと、業務提携をする経営スタイルのことを指します。
業務提携とは、企業が共同で事業を行うことです。業務提携をした企業同士が資金や技術、人材などの経営資源を提供しあってシナジー効果を得ることにより、競争力を確保できます。業務提携を行う目的はさまざまですが、新規事業への進出や販売力・技術力の強化などが主な目的です。
業務提携以外にも資本提携、技術提携などがあります。

●イノベーションとは
「イノベーション(Innovation)」とは、モノや仕組み、サービス、組織、ビジネスモデルなどに新たな考え方や技術を取り入れて新たな価値を生み出し、社会にインパクトのある革新や刷新、変革をもたらすことを意味する。
「新しくて、画期的で、今までの常識を変えるようなものです。

●インバウンドとは
インバウンド(Inbound)とは、外国人が訪れてくる旅行のこと。日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行という。
コロナが収束してから、日本へのインバウンドは、コロナ前の活況を取り戻してきました。

●アウトバウンドとは
自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(Outbound)または海外旅行という。
円安もあって、以前ほど、アウトバウンドが奮っていない状況です。

●クラウドとは
クラウドとは、「クラウドコンピューティング(Cloud Computing)」を略した呼び方で、データやアプリケーション等のコンピューター資源をネットワーク経由で利用する仕組みのことである。
今やスマートフォンや携帯電話を使って、メールをやり取りしたりゲームをしたりすることは当たり前になっている。
しかし、これらのアプリケーションは、スマートフォンや携帯電話上だけで動作しているのではない。
ネットワークでつながるデータセンターと呼ぶ大規模施設に置かれたサーバーやストレージ、各種のソフトウェアなどと連携することで、電子メールやゲームといった“サービス”が実現されている。
ネットワークにつながったPCやスマートフォン、携帯電話などにサービスを提供しているコンピューター環境がクラウドである。

●コンプライアンスとは
「compliance(規則などに従うこと・遵守すること)」で、 「法律を守るだけでなく、企業倫理や社会規範、社会道徳、就業規則などの規則・ルールを守る」 といった意味で利用されています。
コンプライアンス上、よく問題となるテーマは、ハラスメント(セクハラ・パワハラ、マタハラなど)、SNSの使用するときの注意点、著作権の侵害、個人情報の保護です。

●コンセプトとは
「concept(概念)」で、企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方のこと。
コンセプトは単なる「目的」ではなく、終始一貫してブレることのない基本的な方向性を意味します。 コンセプトは、物事に取り組む際の姿勢・方針・思想です。
たとえば、コンセプトカフェ。
「特定の世界観」を前面に押し出して、同業種と差別化を図っているカフェの総称を「コンセプトカフェ」と言います。縄文時代の雰囲気を味わえるカフェなどです。

●サブスクリプション(サブスク)とは
サブスクは「サブスクリプション(subscription)」の略で、英語では「予約購読」「定期購読」「会費」などの意味の言葉です。月額課金・定額制で契約するサービスを指します。
サブスクはモノを所有するのではなく、必要なときに借りて利用するスタイルのサービスです。サブスクはユーザー目線のニーズにこたえて料金やサービス内容が変化するのが特長です。
すでに多くの方が利用している動画配信・音楽配信などのサービスだけでなく、住居シェア、カーシェア、美容室の利用、洋服や時計・バッグ・家具のレンタルなど、サービス内容はますます幅広くなっています。

●シェアリングエコノミーとは
シェアリングエコノミー(Sharing Economy)とは、「これは僕の物!」「これは私の物!」という考え方ではなく「必要な人が必要なときに使えば良い。みんなで一緒に使おう。」という考え方で、物とかサービスとかを、持っている人が使いたい人に貸してあげたり、複数人で1つ買って必要な人が必要なときに使ったりする経済活動のこと。
一般の消費者がモノや場所、スキルなどを必要な人に提供したり、共有したりする新しい経済の動きのことや、そうした形態のサービスを指します。
一般のドライバーがスマートフォンのアプリでマッチングした乗客を自家用車に乗せて運ぶライドシェア、一般の人が所有している物件の空き部屋をWebサイトやアプリを通して旅行者に貸し出す民泊は、シェアリングエコノミーの代表例と言えます。

●ワークシェアリング
ワークシェアリング(work Sharing)1人分の仕事を複数人で分け合うことで、1人あたりの負担を減らしたり、雇う人数を(1人が1人分の仕事をしたときより)増やすやり方
1人分のお仕事を複数人で分け合う働き方
仕事を分け合い、労働者一人あたりの負担を減らし雇用を生み出すことを目的に行われる手法です。
オランダなどの諸外国でも実績を上げており、日本でも導入されている企業が増え、現在では様々な企業で問題解決に繋がり成功を収めています。

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