【デザイナーは超重要】意外に奥深い!?サインの重要性

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デザイン・イラスト
新宿・歌舞伎町に「歌舞伎町タワー」がOPEN!

という話題と同時にデザイナーにとって「あ〜あ」と思わせる利用者の声が出てきました。

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「ピクトがわかりにくい」
「マイノリティを表すピクトがちょっと分かりにくい」

などなど様々な意見が噴出しています😓

デザイナーにとって確かに「他とは違ったデザインで攻めるんだ!」という気概も大事です。

しかし、公共の場で使われるデザインとなると話は変わります。
「誰でも・一瞬で・理解できる・デザイン」こそが、デザインの本質だと私は思います。

せっかくお金をかけて施工したサインも、

最終的に伝わらずに、ペライチ+ラミ加工のPOPで代用されるという
デザイナーにとって屈辱を味わうことになるのです…😑

上記のような悲惨なことだけは避けたい…

そこで私が普段、デザインを作る際に気を付けていることを紹介していきます!

1.トイレのシンボルマークのデザインを選択する

トイレのシンボルマークは、男女ともに広く認識されているものがありますので、デザインの決定にあたっては、一般的に使用されているデザインを採用することが望ましいです。
というかそれを使うしかないと思います。
「え?デザイナーなのに新しいピクト考えないんですか?」と質問飛んできそうですが、老若男女に伝わるデザインは「JIS規格ピクト」で使われている男性・女性マーク、それ一択なのです。


2.「多目的トイレ」を示すサインを作成する
多目的トイレの場合は、男性・女性用のシンボルマークを組み合わせる方法があります。
男性・女性シンボルマークを重ね合わせ、さらに「多目的トイレ」という文字を添えることで、多目的トイレであることを明示することができます。
下記画像の右下の車椅子ピクトは「身障者用設備」を表すものなので、そういったピクトも利用しましょう。

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3.トイレの位置を示す矢印を加える

トイレの場所がわかりにくい場合には、矢印を加えてトイレの位置を明示することが望ましいです。矢印は、男女それぞれのシンボルマークの横に加えることが一般的です。


4.色の使い方に注意する
男女それぞれのトイレのシンボルマークには、一般的に青と赤を使うことが多いですが、多目的トイレの場合は、黄色や緑など、男女とは異なる色を使うことが望ましいです。あまり色を使いすぎてしまうと、ゴチャゴチャ感が出てしまうので、黒がベターです。
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