似顔絵が与える意外な印象

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最近、名刺やSNSに似顔絵を載せている方や広告や看板に似顔絵を使っている事業所が増えてきたように感じます。
結婚式や記念などで作ったり送ったりすることも多いですね。

ココナラでも似顔絵作成サービスはかなり多いですし、私のサービスやSNSのアイコンも似顔絵です。

似顔絵を使う効果

似顔絵を利用した個人やビジネスのブランディングは、SNSやオンラインサービスの増加に伴い増えている可能性があります。

自分自身の個性やオリジナリティ、ユニークな印象を引き立たせることで、ビジネスや個人の特徴を際立たせ、親しみやすさを醸し出す手段になるでしょう。

ビジネスの広告や看板、名刺に自分の似顔絵を採用することは、顧客とのコミュニケーションを強化し、ブランドの親しみやすさや個性をアピールする方法として効果的であると考えられることがその理由と言えそうです。

似顔絵を人相学的に見ると・・・


似顔絵に現れる特徴には、人相学的に性格や運勢を読み解く上で重要な要素が強調されている可能性があります。
良い特徴だけではなく残念な特徴も強調されかねません。

良いとされる似顔絵の特徴
明るい表情と笑顔: 笑顔や明るい表情は良い運勢やポジティブな性格を象徴するとされます。顔の筋肉がリラックスしていることは、健康や幸福を示唆します。
バランスの取れた特徴: 顔の各部位が均等に整っていることは、内面と外面の調和を示し、安定感や調和を感じさせます。
明るい目と大きな瞳: 目は心の窓とされ、明るく大きな瞳は情熱や良い運勢を象徴します。これは積極的で前向きな性格を印象付けます。

残念な印象を与えてしまう似顔絵の特徴
陰気な表情や暗い目つき: 陰気な表情や暗い目つきは、ネガティブで不幸を殊更に印象付けてしまいかねません。
不均等な特徴: 顔の特定の部位が極端に不均等である場合、内面の不安定さや調和の欠如を感じさせます。
くすんだ色合いや不自然な表情: 色調や表情がくすんでいたり、不自然な場合、病的な印象や不吉な兆し、不安定感を反映するとされます。

特に重要な目の印象

似顔絵において、リアリティや自然さを追求する際に考慮すべき基本的なポイントになり、絵師や作家さんのスタイルや意図によっては、極端にデフォルメされることもあります。
表現の自由度やアートスタイルを追求する作風では発注者の意図とズレたり似顔絵を目にする方の印象が良くなかったりする可能性があることに注意が必要です。

より自然で良い印象の眼にはいくつかのポイントがあります。

極端な大きさや小ささ: 目を極端に大きく描くと不自然に見える可能性があります。同様に、極端に小さな目も、バランスを崩してしまいます。目のサイズは顔の他の要素と調和させ、バランスを保つギリギリのポイントが大切です。決して妥協しないでください。とはいえ、小さい人が大きく描いてもらうと「誰?」「コンプレックスなのね、、、」と残念なことになりますのでご注意ください。
奇抜な形状:自然な形状を保ちつつ、キャラクターの性格や表情を引き立てるような描き方であれば奇抜な形状も許容されるかもしれません。
不自然な色合い: 目の色は一般的には自然な範囲に収めることが好まれます。極端な色合いや奇抜な色使いは、現実感を損ねる可能性があります。リアルな印象を残すためには、一般的な目の色に寄せることが良いでしょう。
純粋さや真面目さを重視するなら黒、親しみやすさや軽やかさを重視するなら茶色が良いとされます。
強調しすぎた影やライン: 目に強調しすぎた影やラインを描くと、不自然に見えることがあります。影の量やラインの強さは慎重に調整しましょう。
不自然な位置: 目の位置が顔に対して不自然であると、全体のバランスが乱れます。幼稚な印象や怖い印象になることもあります。

これだけは避けて!

特に避けた方が良い描き方は、三白眼(さんはくがん)です。
三白眼は、白目部分が、瞳の左右だけではなく下部にもある状態を指します。この特徴は冷淡で自己中心的、残酷なキャラクターデザインに多用されます。
ドMなお客さんしか寄り付かなくなるかもしれません。

過剰なディテールや複雑な構図: 過剰なディテールや複雑な構図は、視認性を損ない、ブランドメッセージが伝わりにくくなります。シンプルで明快なデザインが、多くの場合好まれます。
不適切な表情やポーズ: ブランドやビジネスの性格やトーンに合わない表情やポーズは避けるべきです。親しみやすく、ポジティブなイメージを損なわないように注意が必要です。
一貫性の欠如: ロゴやブランドアートに使用する似顔絵は、一貫性を保つことが大切です。異なるコンテキストやメディアで使われる際にも、ブランドのアイデンティティを失わないようにしましょう。
過度なデフォルメ: 過度に特徴を強調することは、ブランドの真剣さやプロフェッショナリズムを損なう可能性があります。適切なバランスを保つよう心掛けましょう。

結論

ブランドや個人の特徴、目的やメッセージに合った似顔絵は、見る人やお客様とのコミュニケーションを強化し、印象づけに寄与します。
あなたの似顔絵を見た人が親しみやすさや安心感を感じ、あなたを信頼してくれるようにするツールにすることが大切と感じます。

ビジネス用に似顔絵を使おうと思っている方へ、人相学的に好ましいものかどうかのご助言を承っております。決定稿となる前に一度ご相談ください。。





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