占いの基礎「生命の木 ホクマ」について

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タロットや西洋占術を使用するにあたって知っておきたい知識の中に「生命の木」があり、勉強をしております。

今日から三択占いはお休みをして勉強のアウトプットを兼ねて生命の木のセフィロトを一つずつブログに紹介していこうと思います。

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カバラの生命の木における「ホクマ」(Chokhmah、一般には「チョクマ」と表記されることもあります)は、ケテル(冠)に次ぐセフィロトであり、生命の木の右側に位置します。

ホクマはヘブライ語で「知恵」を意味し、神の無限の可能性から生じる最初の動的な創造力を象徴しています。

このセフィロトは、宇宙の根源的な動力やエネルギーの原初的な発現とされ、創造のプロセスにおける直感的かつ爆発的な力を表します。



ホクマは、宇宙の創造と発展の始まりを象徴し、神の無条件の愛と創造的エネルギーが現れる場所として理解されます。

これは、無から有への移行、つまり絶対的な無から具体的な存在への移行を示すセフィロトと考えられています。

ホクマからは、全てのアイディアや形成の初めが生じ、このセフィロトは創造的なインスピレーションや革新の源泉とされます。



また、ホクマは男性的な側面を持ち、「アバ」(父)とも呼ばれ、ビナー(理解、セフィロトの左側に位置する女性的側面)と対をなします。

ホクマとビナーは合わせて、宇宙の創造という行為における神聖な「親」としての役割を果たし、両者の相互作用から全ての存在が生じるとされます。



霊的な成長の過程において、ホクマは個人が直感や啓示を通じて高次の知恵にアクセスすることを助け、神の無限の創造性を理解し、それを自己の内面の成長や外的な創造に活かすためのインスピレーションを提供します。

ホクマを通じて、探求者は宇宙の根本的な真理や原理を直観的に感じ取ることができ、これらの洞察を人生や霊的な探求に役立てることが可能になります。



ホクマは、カバラにおける霊的な旅の中で非常に重要なセフィロトの一つであり、創造の力、直感的な知恵、そして神の無限の創造性を象徴することで、個人の霊的な進化と宇宙の深い理解に貢献します。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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