梅雨の豆知識

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切り抜き屋さんです。

すっかり梅雨の時期となりました。そもそも何を基準に“梅雨入り”“梅雨明け”を判断しているのでしょうか。
 その前に“梅”に“雨”と書いて「つゆ」と読みますが、なぜ梅という字を書くのか不思議ですよね。梅雨と呼ぶようになったきっかけには様々な説が存在し、明確なものはなく、“この時期は梅の実が熟す頃であることから”という説や、“この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の梅雨に転じた”という説などがあるそうです。
 本題へと戻り、梅雨入りと梅雨明けは『気象庁の気象予報部』が行っていて、気象衛星の計算結果を基に各地域にある気象台の担当者が判断し、本庁が発表します。

 実は梅雨入り梅雨明けには定められた数字などの明確な基準がなく、気象台の担当者が一週間の天気を予想し、それ以前に比べて雨の日が増え、日照時間が少なくなるかなと判断した5日前後のことを梅雨入りとなります。それとは逆に、梅雨明けは一週間の天気を予想して、以前に比べて雨の日が減り、日照時間が長くなるかなと判断したら梅雨明けとなるのです。

ちなみに、てるてる坊主の由来は、運動会や遠足など、子どもたちが楽しみにしている行事の日が雨にならないように、願いを込めて飾るてるてる坊主。梅雨の時期にも軒先やベランダによくみられるものです。その由来は、手に持ったほうきで雲を払い、晴れの気を呼ぶといわれる、中国の「掃晴娘」とされています。本来は女の子だったのですが、日本では僧侶などが日乞いをしていたため、男性の姿に変化したといわれています。この習慣は現在の中国ではほとんど見かけないものみたいです。


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