億トレーダーにサラリーマン投資家が多い理由

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マネー・副業
昨日、資産構築の原理原則として以下の2点が重要であるという話をさせて頂きました。
・稼ぎが生活費を上回っている事
・上回った余剰資金を利回りがプラスのものに再投資出来ている事

サラリーマンであれば勤務年数に応じて少しずつでも給与が上がったり、
退職金を貰えます。何より毎月の収入が保証されています。

よって、「稼ぎが生活費を上回っている事」を継続しやすく、投資の技術が付けばこの状態を担保に何年でも
「上回った余剰資金を利回りがプラスのものに再投資出来ている事」という事を、継続出来るからです。

サラリーマンだと自由な時間を確保するという別の点で、
考える所もあると思いますが、資産構築においてはかなり良い条件だと考えられ、億トレーダーにサラリーマン投資家が多いというのも大いに頷けます。

この点、ビジネスだと、短期的に数十万円、数百万円稼げる事もありますが、
当該やり方が未来永劫続く訳ではなく、
常に、新しいビジネスを考えたり、やり方を考えたり、
外注を使ったり、広告を含めた集客の事を考えたりと、
トレンドに従って様々な事を考え、変える必要性があります。

つまりは、短期的にはよいが長期間続かないというデメリットがあり複利効果を享受すべき資産構築においては致命的とも言えます。

例えば、「自転車操業」という言葉がありますが、
これは操業を止めてしまえば倒産するほかない法人が、
慢性的な赤字状態でありながら他人資本(借金)を次々に回転させて操業を続けていく状態のこととなります。

東京商工リサーチによると日本の約7割の企業が赤字申告となります。
節税のために赤字申告という会社もあると思うので、
全てが自転車操業という訳ではないと思いますが、
半数程度は自転車操業だと考えます。

又、経済産業省の「中小企業白書」という中で以前発表された
10年後の企業の存続率は約25%です。
その多くの原因は資金不足によるという結果が出ています。
ゆえに、上記の結果と合わせて10年会社をやれば、
ほとんどの企業が自転車操業に陥り倒産してしまうという事です。

私も自分でビジネスもやっているので、短期的な利益を追求する事を否定している訳ではなく、長期的思考に立った行動を取る事(投資)を基本にして、
その上で余剰の資本があればそれを使って短期的な利益を追求する行動(ビジネス)を取るというような思考/行動様式がよいと考えます。




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