どこにでもある商品、ある店では、1日100個売れるのに、隣の店では、1日3個。こんな事はよくあります。それは何故だろう?
最近の研究でよく知られてきたのは、お客さんは、商品を買ってるんじゃない。購入体験を買っている。という事らしいのです。
購入体験(購買体験)とは?
お客様がその商品に出会って買うまでのストーリー。
例えばの話。
あるスーパーで、間違えてレモンケーキを1000個仕入れてしまう。
どうにか売ろうと店のスタッフで、話し合った所。
どうやったら手に取ってくれるか?という事に行きついた。
名刺サイズの袋に入っている、レモンの香りがする砂糖がかかっている、スポンジケーキだ。
スタッフの一人が、ブドウ狩りみたいに、ネットを貼ってそこに全部つるさげません?と言い。
これを実行、ポップは「こんな時期(コロナ)には、レモン狩りでもしませんか?」と記入。
結局。1週間で売れたとさ。(これは僕小久保の経験談です。)
そうお客さんはレモンケーキが欲しいとは、店に入るまでは、思ってないのに買ってしまった。つまり、お店のディスプレーが面白かったから、それに乗っかってくれたんですよね。
このように、購入するまでのプロセスが販売には、とても重要だという事が最近、よく言われている事なのだそうです。
どうせだったら、楽しく話が出来る、Aさんから買いたい。
Bさんなら明日届けてくれるから、Bさんの所で買おう。
こういう事もプロセスの一つだそうです。
この私。レモンケーキは沢山売る事が出来たのに、自分の絵はさっぱり売れない。
修行修行。
◆小久保ビデオ イラストレーター・漫画家
きゃわいいイラスト書きますよ。