妊娠をきっかけに豹変した夫との関わり方

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コラム
相談者:36歳、女性、既婚(夫37歳)


夫とは日頃から「将来は子供ができたら楽しいだろうね」などと話していました。
夫は子供が好きで、仕事も私より比較的残業は少なく「子供ができたら家事育児をがんばる」と言ってくれたこともありました。

そんな中で妊娠が発覚し、喜んでくれるだろうと期待しながら夫に伝えたところ、
「怖いんだけど」「人生の主人公が自分ではなくなってしまう」「本当は子供なんて欲しくなかった」「策略的にお前が仕組んだんだろ?」などと言われてしまいました。

それから夫とはギクシャクしていて、夫は私に触れることすらしなくなりました。
夫は私の体を気遣うこともなく、産むことを諦めるように仕向けるような言動もあり、妊娠したことを後悔してしまいそうです。

子供が産まれれば夫は変わるだろうと思いますが、夫の子育ての不安を取り除く為に、妊娠期間を私はどのように行動したら良いのでしょうか?


鑑定結果

星(大アルカナ)

…自分を守っていた「殻」を水に流して本来の自分の姿を知る…


夫の言葉を読んで、最初に私は思ったことは、
「自分のリアルな人生を生きていなさそうな人だな」ということ。
「自分が人生の主役じゃなくなる」この言葉が引っかかりました。
そもそも自分の人生に向き合って一生懸命生きている人は、子供ができたからといって、動じないのではないでしょうか?

「人生の主役」であることにしがみついて、現実逃避をしている夫…彼は、自分の描いた「理想の世界で理想の自分」を演じていたのではないでしょうか?
おそらく、理想の世界で彼は良き夫であり、子供ができたら家事育児、仕事を両立するスーパーしごできお父さん…なのでしょう。

それが、現実に直面してしまい、自分の理想の殻が破れてしまうこと、本来の凡用な自分の姿が暴かれてしまうことを恐れたのではないでしょうか。
なにせ、本来の彼にはそんな器の大きさも余裕もないのでしょう。
子供が本当に産まれてしまったら、「理想の自分」を演じきれる自信がないのです。

とはいえ今、彼があなたにしていることはDVと捉えられかねないこと。
精神的にあなたを追い詰め、子供を諦めるように仕向けるなど、パートナー以前に人としてどうかしています。
まずはお腹に宿ったお子様の命、そしてあなた自身の心と身体を最優先に考えていきましょう。

彼と話し合いをする場合は、彼への期待値や希望をぐっと下げて望みましょう。今まで見たきた彼は「かっこつけて演じていた理想の彼」であり、今まさに目の前にいる…子供が生まれることが受け入れられずにあなたのせいにして現実逃避している…そんな彼が本来の彼です。そこを受け入れることから始めましょう。

子供が産まれたら彼は変わる…そこを期待することは時期尚早です。

そして本来の彼を受け入れられるのか、じっくり見極めましょう。
あなたが本来の彼と向き合うことで、彼も本来の自分と向き合い、「殻」を流していくことができ、今まで演じてきた理想の人物ではなく、本来の彼として、あなたの夫として生き直す選択ができるかもしれません。

また、出産や子育てに関しては、公的な機関や相談窓口を利用するなどして、現在の状況を相談したり、助けを借りたりできる場所や方法を調べておきましょう。
何かあった時の心の拠り所があるほうが、あなたも自信を持って、彼と話し合いができるでしょう。

ここから先の彼との話し合いやコミュニケーションは、暗くて長い道のりを手探りで進むようなことになるかもしれません。ですが、明けない夜はないように、必ず道は開けます。

あなたとお子様の頭上には素晴らしい太陽の光が輝いています。
この度は、お子様のこと、本当におめでとうございます。


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