「人間」の視点で考えない、宇宙の神秘

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こんにちは、占い師&スピリチュアルカウンセラーのJaya Yummyです。

昨日、アメリカから未確認飛行物体についての報告書公開のニュースがありましたね。
およそ144件の画像や動画の正体は不明という結果でしたが、宇宙の神秘、謎はますます深まりました。

ただ、こうした研究や推察にいつも違和感を覚えることがあります。

なぜ、いつも人は人間の視点から宇宙のことを考えるのでしょう。

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地球外生命体ーーつまり宇宙人。「宇宙人」といってしまうのも違和感がありますが、とりあえず呼び易いのでそう使います。宇宙人以外は「エイリアン」。

・宇宙人はいるのか、いないのか
・宇宙人が地球を襲ってくる
・宇宙人が我々とコンタクトをとろうとしている。
・宇宙人は我々より高度な文明を持っているかもしれない

などなど、常に人目線で騒いでいます。
もっと宇宙と地球と人間を俯瞰してみられないものでしょうか。

そもそもなぜ、宇宙人が我々人間にコンタクトをとる、などと言えるのか。
人間は自分たちが地球上で最も賢い生物だと自負していますが、果たして本当にそうでしょうか。
自分たちが最も賢い、というのは、あくまで人からの視点であり、人間からみた世界に過ぎません。
例えば、ネコには猫の世界があり、アリには蟻の世界があり、その世界から見れば、人間など賢いとは思っておらず、蟻たちは、自分たちが最も賢いという認識であるかもしれず、それを踏まえると、
宇宙人が、地球のどの生命体とコンタクトを取るかは、人間にはわからないのです。
彼らにしてみれば、人間は美しい地球を壊す禍いの生命体という認識かもしれません。であれば、地球に興味をもつ宇宙人は、人間ではなく、他の生命体とコンタクトをとるでしょう。

例えば、今まさに北上を続けているゾウ。
もしかしたら彼らのあの行動は、宇宙人との何らかのコンタクトによるものかもしれません。
知らない間に妊娠していた動物園のサルや、
突如大発生するバッタやネズミかもしれません。
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そして、私たちが月や火星や他の星に行こうとするように、宇宙人たちも宇宙を探し、地球を見つけ、地球のそばまで来ている、ことは推察できます。
が、そこでも、人間は人としての常識の範囲でしか推察していません。
彼らにとって、地球が快適なものであるかどうか、皆目わからないはずです。

例えば、金星は平均気温が400度、火星はー55度。
地球の生命体にとっては生きるのに厳しい環境で、上陸するのもままなりません。つまり、宇宙人にとって、私たちの適温が適温ではない可能性もありますし、私たちに必要な酸素が、彼らにとって致命的なものかもしれません。

宇宙人の姿形も人間の想像力を超える想像はできませんから、結局、彼らがどんな姿をし、どんな方法でコミュニケーションをとるのかも、やはりわからないのです。
いろいろな想像は、これまでも今もこれからも可能ですが、人間の視点からに過ぎないので、限界がありますね。

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だからといって、
宇宙の神秘や謎を追求するのを止めようと言っているわけではありません。
私たち人間は、地球の一生命体に過ぎないのだということを自覚し、
地球の生命体として最も賢い生物だと思い込まず、
謙虚に、
他の生命体を尊重して、
宇宙の神秘と謎に向き合うことがよいのだと思います。











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