アンギュラー天体(自分の運勢の核になる天体)を見つけましょう

記事
占い
いつも書いている新月満月のお知らせの補足です。
トランジット(運勢)を読む上でネイタルのどの星を重要視するか?という話です。いつもアンギュラー天体と書いておりますが、図で説明したいと思います。


<アンギュラー天体>
ネイタルのASC・IC・DSC・MCの近くにいる天体のことです。
この図では天体A〜天体Dの4つがアンギュラー天体です。
上(MC・南中ともいう)に向かうほどその人に強く作用します。
トランジットではアンギュラー天体を起点にアスペクトを形成するので、その影響は甚大です。なのでアンギュラー天体を重要視して鑑定しております。

アンギュラー天体.png

<アンギュラー天体が複数ある>
アンギュラー天体一つとは限りません。
複数ある時はMCに近い方(上半分)にある天体を重要視します。
一般的に、アンギュラー天体が2つ以上ある人はトランジットでTスクエア・グラクロを形成しやすいです。そのようなネイタルの持ち主は、ハードなアスペクトのできるトランジットの方が力を発揮しやすいと鑑定しております。

<アンギュラー天体がない>
アンギュラーの近くに天体がない!というネイタルの持ち主もおります。
その場合は
・ステリウム
・太陽か月
・上半分にある個人天体
を重要視して鑑定しております。
それらのネイタルと現在の星のアスペクトがトランジットです。

※アンギュラー天体がない人は、運勢が平穏なので安定感があるのが良いと思っております。

<そもそもアンギュラーって何?>
自分の出生時の天球図がネイタルチャートです。
出生時に天空上で見えていた星座がネイタルの上半分です。
逆に地球の反対側にあって空に出ていなかった星座がネイタルの下半分です。
アンギュラーのだいたいが活動宮・不動宮・柔軟宮の3区分に当てはまります。
星座の境目にアンギュラーがあると、区分にまたがるというネイタルの持ち主もおります。


・アセンダントは出生時に最も東に見えていた星座です。

アンギュラー天体が太陽.png

例えば、アセンダントに太陽のある人は日が昇る前後の生まれです。
逆にディセンダントに太陽のある人は日が落ちる前後の生まれです。
MCに太陽のある人は真昼の生まれです。
ICに太陽のある人は真夜中の生まれです。

アンギュラー天体がある星座を指して
「〇〇座が強い人は〜」と表現したりします。
MCに太陽があったりすると「太陽が強い人・太陽が効いている人」と表現したりします。アセンダントに太陽があり、ディセンダントに月がある人は満月生まれです。「太陽も月も強い」と表現したりします。

またはステリウムがある星座やハウスを指して「〇〇座が強い・N室が強い・〇〇星が強い」と表現したりもします。


<出生時間が分からない!>
出生時間が分からないとアンギュラーが特定できず、トランジットの鑑定が難しくなります。そのためにレクティファイという技法があります。その人自身に今まであった出来事を挙げてもらい、出生時間を仮定する方法です。

例えばご結婚された年を聞いて、トランジット木星が7室に来ていたと簡単に仮定し、他の要素も考慮してアンギュラーを仮定していくという技法です。
レクティファイでも特定できない場合は、太陽を1室として読みます。
これがソーラーハウスです。風星座の来年は人間関係が良い!というのはだいたいこの技法を使っております。あくまでも簡単な運勢の読み方です。

以上になります。
普段、ブログで使用している概念や表現が伝わるように補足として書きました。

ここまでお読みいただきありがとうございます(^^)

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す