心配して下さりご連絡下さった皆様ありがとうございました。
地震から5日。
旦那は今日から仕事始めで仕事に行き、私も子供を予約していた定期検診に連れて行きました。
周囲も段々と日常にもどりつつあり、あんな大地震からもう日常に戻るんだ、、、という気持ちです。
気持ちが追いつかない感覚です。
金沢は余震も段々と少なく、小さくなって来ました。
私の地区は被害が少ない感じでした。
土砂崩れで道を塞いでいる場所もあったけれど地震翌日から工事に入っていたし、町内で被害があったのは1ヶ所だけみたいです。
家の中で倒れているものも少なく、本だけバラバラと落ちていました。
愛猫も無事。
家の床に粉が落ちている場所があって、壁の内部にヒビが入ったりはしているのかも知れません。
その粉が落ちているのかな。
地震の日は実家で皆んなで集まっての新年会でした。
そろそろ帰る用意しようかとしていた所に地震1回目。
マンション13階なので1回目の地震でもかなり揺れました。
珠洲の人達大丈夫かな、と話していたらすぐにスマホの警報が鳴り2回目のあの大地震が来ました。
私は棚が倒れない様に立って押さえていたんですが、物凄い体験した事のない揺れでキッチンの戸棚から物が飛び出し、グラスやら皿がガシャンガシャン割れ、水槽の水も揺れで半分はなくなり、テーブルから食べ物飲み物もぐちゃぐちゃに落ち、テレビは倒れ、、、
実家の中はぐちゃぐちゃでした。
13階だから尚更揺れは凄かったと思います。
このまま倒壊するんじゃないかと思うぐらいに揺れていました。
物凄く長い時間に感じました。
次の地震がいつくるかわからない恐怖と子供達が泣いているのとで、パニックだったと思います。
とりあえず下に降りようと誰かが言って皆んなで一階まで階段で降りました。
他の住人の人達も外に出て来ていました。
海からは離れている山側なので津波の心配はそんなに無かったんですが、愛猫が心配なので急いで帰りました。
それから夜は余震が続いていたのと気が立っていて眠れずでした。
私の地域は水も電気も大丈夫でしたが、断水、停電している地域はまだまだあります。
金沢でも家が転げ落ちた所もあるし、内灘とかでも道路がぐちゃぐちゃになっているみたいです。
能登の事を考えると、、、悲しくなります。
能登の祖父母の家は屋根が崩れるぐらいで済んでいます。
親戚達は無事で避難所にいます。家はもう住めない状態だと思います。
温かな部屋にいたり、温かいご飯を食べたり、お風呂入ったりすると、今能登の人達は寒いかもしれない、水も飲めないご飯も食べてないかもしれない、、、って考えて心が痛いし、これからどうやって復興するのだろうって先々の不安や今何もできていない無力感に襲われます。
地震直後の気が立った状態が落ち着いてくると、どーんと悲しみや虚しさがきます。
同じ様な人は多いと思います。
救助したり、物資を運んだり、炊き出ししたり、道を工事したり、それは今プロに任せるしかないんですが、今後何ができるのか。
寄付したり、復興したらその土地に遊びに行ったり、北陸のものを食べたり買ったり。
祈るだけじゃなく支援して共に生きる事だと思います。
その為にも被害が少なかった人達は普段どおりの生活に戻って、恐怖した心とストレスを癒す。
無力感や不安感を癒す。
皆んなで頑張る為に。
だから私も予定通りに仕事します。
ご依頼もいつも通りに受け付けします。
あの地震の夜からずっとヘリが飛んでいました。
きっと物資を運んだり、救助に向かったりしているのだと思います。
あの地震の直後からずっと働いて下さっている方々に心から感謝しています。
ナビィ