占い師は、何もかもお見通しなのか?

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占い
私は個人情報と相談内容を
一切聞かない鑑定をしているので、
「全部お見通しなんですか?」などと
言っていただくことがある。

でも全く、まーーーーったく、
そんなことはないです。笑
(もちろん何もかも見通す能力をお持ちの占者の方もおられると思います。私に限っては、ありません。)

お客様のパーソナリティや姿形は
まるでわからない。
感じるのは、お伝えしたいメッセージのみだ。

そのメッセージを私が勝手に解釈して
「こういうお悩みがあるのかな?」
「こういう人なのかな?」などと予想していると、
びっくりするくらいハズれていたりする。

だけど、自分の思わぬ方向から、
お客様にメッセージが響くことも多く、
これまたびっくりするのだ。

そしてお伝えしたメッセージは、
鑑定が終わるとすぐに忘れてしまう。

なので、占いは
「私自身がやっている」というより、
「私の身体を通してやっている」
という感覚が正しい。

本来は他人が占わなくとも、
自分が自分の心身の感覚に意識を向ければ、
誰でも感じられるものなのだと思う。

でも、自分自身に意識を向ける以前に、
他人の声や過去のつらい記憶、未来への不安で
頭がいっぱいになってしまったり、
積み重なる日々の疲労や睡眠不足で
身体が悲鳴をあげていたりして、
感覚にバイアスがかかってしまうのが、
人間というものだ。(私だってそう。)

だからこそ私の占いは、
自発的に私が私の意志をお伝えするのではなく、
お客様の中に潜在化する意識を、
私を通して顕在化させる。
そんな役割を果たすことを
ミッションのひとつとしている。

だから、占いは「結果」よりも
受け取ったあなたが「何を感じたか」を
一番大切にしてほしい。
そのあなたの感覚はすべて、
もう一人のあなたの存在を
教えてくれるものだからだ。

自分自身をもっと知るためのツールとして、
私自身を利用していただけるのなら本望である。







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