ハリー・フーディニ 手品師として霊媒師と戦った男

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『ハリー・フーディニ、大脱出王、手品師として霊媒師と戦った男』

ハリー・フーディニ(Harry Houdini、本名:エーリッヒ・ヴァイス Erich Weiss、1874年3月24日 - 1926年10月31日)は、ハンガリー系アメリカ人の奇術師・脱出芸人・イリュージョニストであり、20世紀初頭に世界的な名声を得た人物です。彼は特に脱出芸と奇術の分野で知られ、不可能と思われるような状況からの脱出や驚くべきトリックを披露して観客を魅了しました。

フーディニは、鎖や手錠、水槽など様々なもので拘束された状態からの脱出を得意とし、それをステージで披露することで名声を広めました。

フーディニは実際に脱出芸を行い、危険な状況からの脱出を何度も成功させましたが、その中には危険なトリックも含まれており、命をかけている場面もありました。彼の脱出術や奇術は、科学的な原則や巧妙な技術を駆使して行われていました。

また、フーディニは超自然現象や霊媒師に対するスケプティシズム(懐疑主義)を示し、彼自身が超自然的な出来事や霊的な力を信じることはありませんでした。

彼は霊媒師や超自然現象の批判者でもあり、超自然的な能力を検証し、露骨な詐欺を暴くために努力しました。

彼は霊媒師のトリックを暴くための公開実験を行ったり、超常現象を科学的に検証することを試みました。

フーディニは、その脱出芸やイリュージョンの技術、スケプティシズムの姿勢により、奇術師やエンターテイナーとしてだけでなく、超自然現象に対する熱心な懐疑主義者としても名を馳せることとなりました。

フーディニは普段から体を鍛え、超人的な頑丈さを売りにし、度々ショーにおいて観客に自分の腹を殴らせました。

しかしある日、フーディニの超人を妄信的に信じた学生がフーディニを不死身と信じ、不意打ちをします。

それが原因でフーディニは命を落としました。

葬儀に参列したフーディーニの演出家の友人は、棺の前で「賭けても良いが、彼はこの棺の中にもういない!(彼ならもう脱出している)」という言葉を贈りました。

フーディニは死の直前、妻のベスに『必ず向こうから連絡する』と言い、息を引き取りました。

フーディニの死後ベスはフーディニの声を待ちましたが生涯フーディニからの連絡はありませんでした。

※余談として1982年の映画『マジックボーイ』は手品や脱出をテーマにして父親が成し遂げれなかった刑務所からの脱出を幼い息子が成功させるという映画ですが、この中で『手錠の外し方』を完全に暴露してます。
初めて見た際はこれ暴露していいの?とびっくりしましたw
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