YouTubeにSEOは活用する必要はない?(2)(改訂版)

記事
IT・テクノロジー
4.現実的提言
ですから、SEO対策なしに動画をアップしていくだけでは、残念ながら、収益条件をクリアするだけでも、相当の時間がかかります。

こうした現実の中では、90%以上のユーチューバーは、YouTube動画の海の中に飲み込まれ、やがて消えていく運命にあります。過当競争の下、ただ単にアップするだけの動画に対して、YouTube自体も、視聴者に表示しない運営構造だからです。SEO対策とは、そうしたYouTubeが最適な動画を視聴者に提供するアルゴリズムに最適化する技です。YouTube側と視聴者の隙間を埋める手立てとして、YouTubeのSEO対策があります。

当方は、”すべてのお客様に、YouTube動画のSEO・プロモーションを提供する”ことを目標にしています。ですから、ある程度訴求力のあるコンテンツを有するお客様には、当初のオーダーとは別のサービスをオススメすることもあります。


収益対象となる10%に入って闘うか、その他90%に甘んじて、やがて埋もれていくのか、選ぶのは、お客様一人一人です。ですから、闘うことを選んだお客様に、当方は、従来のキーワードやリンクを利用する手法から、アクセスを積極的に集めるなど、幅広い手立てを組み合わせて、収益化やファン獲得のお手伝いをしているのです。

少なくても、やる気があるお客様は、既存のユーチューバーと闘える、共通のステージに立って、コンテンツで勝負する必要があります。当方とて、面白くない、役にも立たない動画に小手先だけで、多くの視聴を集める、と主張しているわけではありません。健全な競争があってはじめて、すべての人にチャンスがもたらされ、YouTube全体が盛り上がり、さらには、そのクオリティが向上する、と申し上げているのです。

5.まとめ
まず、ご自分のYouTubeの目的や問題点を明確にしましょう、そしてそれを達成・解決する手立てを考えてみてください。もし仮にその目的が視聴回数を増やす、というものだとしたら、その目的を最優先してください。

例えば、当方をはじめとした販売業者を使って、SEO/SNSマーケティング手法を利用してみましょう。多くの出品者が定形化したサービスを販売しています。まずは試してみてはいかがでしょうか。その上で有効か、そうでないかをご自分で判断すればいいのです。
一番やってはいけないのが、そうした試行や検証もせずに「視聴回数や視聴時間は買わない方がいい」などと言っている無責任ユーチューバーの言を鵜呑みにすることです。それは、何もメリットをもたらさないばかりか、収益化や被視聴機会を奪われ、いたずらに無駄な時間ばかりが過ぎるだけです。彼らが、ことさら強調するYouTubeからのペナルティもありません。
実際のビジネスでは、有名ユーチューバ―、タレント、メジャー・レーベルや芸能事務所、そして大手企業でさえ、(表立っては言いませんが)マーケティング・サービスを利用しているのです。

当方も、現在、新人アーチストのYouTube動画の宣伝をお手伝いしています。なぜならば、言うだけユーチューバーとは異なり、こうしたプロ・ビジネスは、巨額の投資をしているので、それを回収、収益化するためにあらゆる手立てを打っからです。その一つして、視聴回数などのマーケティング指標を上げる手立てがあるのならば、躊躇なく実行します。やらない方が競争を放棄している、そういう世界なのです。それから、実のところYouTubeにとっても、そうしたビジネス活動が巨額の利益を生み出してくれます。

アーチストにとっても、売れるか売れないか、それを決めるのは様々なランキングです。ランキングで上位になれば、人気に弾みがつきます。メディア露出も増え、自らのコンテンツを披露する機会が広がります。最終的に、自らのメディアコンテンツ売上が上昇し、キャッシュが入ります。一度大ヒットすれば、著作権によってその後の数十年、様々なソースから現金がもたらされるのです。

そのランキングは、時代によってMTVから、オリコンの時代、ダウンロード・ランキング、そして現在は、YouTubeやTikTokランキングが最も影響力を持ちます。いくら音楽コンテンツが良くても、このランキングで上位を取らなければ意味がありません。そしてそのランキングは1週間単位で更新されていきます。そのランキングに視聴回数が影響を及ぼすとしたら、アーチストやエージェントはどう考え、行動しますか。言わなくても明らかです。ただ、良い音楽を作って、地道にパフォーマンスすればいいなんて、誰も言いません。そんなことは、アマチュアのたわごとです。
例えば、ごく普通のYouTuber様が、ご自分のアップロード動画に、コメントを付けて高評価を追加する上のサービスがあります。こうしたサービスに対して、高評価なんて、実際の視聴者が下すものだから、インチキじゃないか、という人がいます。

本当にそうでしょうか?

確かに、上記コメントは、お願いして人為的に加えるコメントです。しかしそれらのコメントは適当なものではなく、制作者が見て欲しいポイントだったり、こう思われたい、といったコメントです。しかし、それにコストを払って、コメントを付けるYouTuberは、目的があって真剣に動画をアップしているのです。それは、ビック・ビジネスも個人も同じはずです。

そして、やがて実際の視聴者がそれらのコメントを読み、同じ感情や考えを抱いて、いいねを付けたとしたら、上のコメントはもはや偽物とは言えないはずです。

世の中に具体例はいくらでもあります。財務省は、消費増税キャンペーンのために、「日本人は、現在、一人あたり800万円の借金をしている。だから消費増税が必要なのだ」という主張しています。しかし、直接は言いません。お抱えのインフルエンサー、つまり、有力政治家、有名大学の教授や経済評論家に言わせます。しかし、この論拠が嘘なのは、少しでも、財政・経済学や会計学を学んでいれば、分かります。

さらに、税金支払いは、国民の義務と小学校から洗脳されている日本人は、表だって税金支払いは悪とは言うことができません(アメリカでは、汚職は厳しく摘発されますが、トランプ氏をはじめとする多くの脱税はそれほどきびしく摘発されません)。財務省は、そこを利用して消費増税をすすめています。

このように世の中は、すべからくマーケティングで溢れています。

この種の作為をすべて、インチキと言えますか、単純な個人の正義観や倫理観で間違っていると言えるでしょうか。いいねやコメントの真偽を、YouTube自体が判断ができると思われますか。私は、炎上を煽って、真偽の不明確なコンテンツをアップしているYouTuberは、ホント悪質だと思いますが、実際に、視聴回数を稼いでいるのは炎上系コンテンツという事実があります。

真面目な日本人の発想や価値観ではなく、弱肉強食の欧米人の発想で一度想像して、考えてみてください。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す