【恐怖を自覚する恐怖】

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日常的スピリチュアル、安田です。
恐怖というのは
感じたくない感情なのですが
恐怖を感じることは
避けることはできません。
そして
もっと厄介なのが
恐怖を自覚したくない
心理があることなのです。
恐怖を自覚することで
何となくみっともなさを
感じてしまい
恐がっている自分が
情けなくなるので
恐怖を自覚したくないのです。
恐怖を自覚したくないので
劣等感が強くなり
やたらと怒鳴ったり
他の人を見下したりしながら
心理的なバランスを
保つ人がいます。
恐怖心というのは
誰にでもあります。
感情の一部なので
無くすことはできないのです。
多くの人の無意識は
恐怖心を隠そうとしてしまうのです。
他の人に対しては
隠すことも必要ですが
自分に対しては
隠してはいけないのです。
恐怖心と向き合うというのは
ありのままの自分と
向き合うことなのですが
ありのままの自分と向き合う時間が
瞑想の時間なのです。
瞑想の時間に
雑念が出てくるのは
ありのままの自分が
浮き彫りになるからです。
その浮き彫りになった自分に
耐えられないので
瞑想を続けることが
できない人が多いのです。
ありのままの自分を
把握することが
最も恐怖なのです。
その恐怖を自覚したくないので
忙しさで曖昧にしたり
何かで紛らわしてきたのです。
恐怖心を自覚することが
できるようになれば
恐怖心に振り回されることが
無くなっていきます。
最も自覚したくないのが
恐怖心なのです。
その恐怖心が自覚できれば
それ以上に恐いことはないのです。
かといって、全く恐怖心が
無くなる訳ではないのですが
何に恐怖を感じているのかの
把握ができるようになれば
恐怖心に振り回されなくて
済むのです。
恐怖心に対しての
みっともなさや
情けなさは
自分で勝手に
感じていることなのです。
人は他人には
興味関心がないので
他の誰かが
恐怖を感じていても
何とも思わないのです。
自分の恐怖心は
自分で向き合って
いくしかありません。
恐怖心とは、生涯付き合って
いかないといけないのです。
どんなに祈っても、願っても
恐怖心は消えることはありません。
なぜなら
必要な感情だからです。
恐怖心があることが
問題なのではなく
恐怖心に振り回されてしまうことが
問題なのです。
とくに初めてのことに
挑戦する場合
未知の世界なので
恐怖を感じるのですが
何の支障もないことに
恐怖を感じているのです。
恐怖心が厄介なのが
何でもないようなことを
ハードルが大きいように見せるのです。
そして、心理的にぼやかして
結局、何も始められなくなり
常に先延ばしにしてしまうのです。
これからの時代は
常に新しいことに
挑戦することが
求められてきます。
新しいことを
挑戦することに
新鮮さを感じることが
できるのですが
同時に恐怖心も
感じるようになります。
この恐怖心を
客観的に観察して
「自分は恐怖を感じている」と
第三者的に捉えてください。
恐怖を感じることは
仕方がないのですが
恐怖を感じながらでも
一歩でも、半歩でも
一ミリでも前に進むことができれば
「恐怖に振り回されなかった」という
実績をつくることができ
その実績を積み重ねていくことで
新しいことに挑戦しやすくなっていきます。
今回も読んで頂きましてありがとうございました。
安田 悌
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