価値(2)は繋がり(8)ありきという話

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価値は一般的に2番目の星座である牡牛座が意味しているのですが、牡牛座は所有の星座と言われています。
僕は牡牛座を結果的オートメーションと勝手に名付けています。
牡牛座には過去や遺伝やお金や肉体や才能やら五感やら思考やらあらゆる要素が多すぎてその本質を説明されていないことが多いように感じます。
この牡牛座を本質的に言えば気づいたときには手にしている、というより結果的に自動で轍のように纏わりついているものです。

例えば思考なんかはずーっと勝手に動いています。
目の前の今である現実も過去の結果の連続と考えれば合点がいきます。
肉体も物心ついたときには勝手に人生が始まっていてその人用のものが備わっています。
各星座には30個のストーリーが容易されていて、実際、牡牛座の1-5までは遺伝的宿命や血筋家系的宿命を意味しています。

牡牛座というのは自閉的な星座で自分の内に閉じこもり、その資質を開発していく、繋がりを切るかのように感じさせる星座ですが、このあらゆる要素は180度真逆の要素である蠍座の意味する「繋がり」ありきであるという話を書いていきます。

例えば先ほど書いたような目の前の現実も過去からの連鎖なので「繋がり」があります。
肉体や家系的因縁や才能、遺伝も両親がいて、更にその両親がいるという連鎖や過去の繋がりありきで今のものが用意されています。
牡牛座の11-15番目のストーリーは商売の話が良く出るのですが、お金も他者との繋がりがなければ交易にならず1人では成り立ちません。

そして牡牛座が代表するのが「価値」なのですが、この自分の内側にある「価値」も自閉的に内に閉じこもっていては中身がないという矛盾に突き当たるような気がします。
自己肯定感という言葉を10年ぐらい前から見てきたのですが、ここ最近は更にそのような言葉を見聞きするような気がします。
自己肯定感というのは精神衛生的なものなので肉体の健康や自己愛の強さと関係していると思いますが、かつてはなかったような漠然とした不安を抱えているのだとしたら、恐らくそれは日常を過ごす基本的態度として自分の内に集中し「価値」を意識しすぎることによって返って「価値」を感じないからだと思います。
何故かというと人はそのようなたった1人の世界では価値がないと言えるからです。

現代はアナログ的な人との交流を極力避けて、デジタルだけで済ませてしまう人が多いと思います。
それは恐らく、世の中の色(現在天王星が牡牛座にあります)が人々に自閉を促す故にそのような態度の方が楽になる上でデジタル、SNSがあるからだと考えていますが、その世界観において人は繋がっているようで1人で生きている状態、というより1人で生きていると錯覚している人達の繋がりになっていくと考えています。

裏側の繋がりを正しく認識しない上で自分には価値があると認識するのはある種の傲慢であり、自分は他者ありきなので正直言って価値自体、皆平等にあるものなのではないかと考えています。
自分磨きという世界観が流行っていますが、それ自体は問題ないと考えていますが、どれだけ色んなもので武装しようと1人では全く意味がなくその人自体繋がりありきの一部に過ぎないという感覚を養っていくと、他者に対する感謝の気持ちが沸きます。そのような気持ちが無理に色々と武装せずとも精神の安定にもつながるのではないかと考えています。

(但し、覚醒を意味する天王星が牡牛座にあるというのは繋がりを切り、内に籠ることでその人個人の受け継がれた本来の資質や遺伝家系的流れの覚醒を促す世相でもあるのかもしれません。なんでも混ぜれば良しというわけでもありません。)


どの星座にも特徴がある分、180度真逆の欠落があるのですが不動宮(牡牛、獅子、蠍、水瓶)というのは特徴、癖が強くその星座の要素を良い意味で認識しないとかなり歪んでいくと自分は考えています。
また現代は個人主義的でありそこにSNSが浸透しているので、これが良くない方向で作用することが本当に多いんだろうなと考えています。

現在は冥王星がみずがめ座に入りましたが、それによる反作用も当然出てきます。それを補うのは獅子座的な要素です。
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