身近なもので学ぶプログラム用語「void」

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IT・テクノロジー
プログラムをやると、そのうち(もしかしたらいきなり)voidというものに遭遇するかと。
voidって何?値を持たないってどういうこと?
というのが初めてC言語を触ったときの感想でした。

ちなみにここで記載する「引数(ひきすう)」と「戻り値」はそれぞれインプットとアウトプットと覚えてください。

引数、戻り値両方ある場合

例えば、自動販売機にお金を入れます。
お金を入れると商品が出てきますよね?
return-int.jpg

この場合、引数にお金、戻り値に商品がある関数となります。

引数があって戻り値がない場合

では、貯金箱の場合はどうなるでしょうか。
return-void.jpg


貯金箱の場合、お金を入れても何も帰ってきません。
貯金箱の中にお金が蓄積される、という処理ですね。
これが「void」です。

引数が無くて戻り値がある場合

逆に、引数がない場合を考えてみましょう。
これは例えば電気のスイッチなんかが該当しますね。
hikisu-void.jpg

電気のスイッチには「お金」とか可変パラメータがありません。
が、電気がつくという戻り値があります。
これが、引数がvoidの場合です。

個人的にはnothingとかのほうが分かりやすいよなあ、と思いつつ英語の意味も全く無い、というようなニュアンスのものですから、まあ日本人に馴染みが無い英語というだけですかね。

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