WindowsとMacでのExcelの機能の違いについて(表計算機能編)

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表計算としての機能では両OSで高い互換性を持つExcelですが、一部操作が違ったりします。特にVBA関連では大きな違いがまだ存在しています。

ココナラではExcel関連の出品や公開案件が多く見られる中で「Excel for Macは対応不可です。」という文面を見たこともある筈です。ここではその違いを大まかですが述べていきたいと思います。

Excel for Macでの表計算機能の違いは以下の様になります。

1. WEBSERVISE関数・ENCODEURL関数・FILTERXML関数の使用不可
2. インターネット上の表との接続操作の違い
3. データ入力フォームの使用不可

1.WEBSERVISE関数・ENCODEURL関数・FILTERXML関数の使用不可


表計算関数群で唯一使用できないのがこのWEB関連の関数3つです。WEBのAPIを利用するための便利な関数なのですが、WindowsのOSに依存する為、使用不可となっているそうです。これが使用できないのはちょっとつらいものがありますね。

2.インターネット上の表との接続操作の違い


Excelではインターネット上の表とのリンクした表(範囲)を追加する機能があります。この機能を使うことでインターネットで公開されている情報を効果的に使用することができます。

Windowsでは範囲とリンク先を入力するだけで機能しますが、Macでは別にリンク先を入力したテキストファイルを作成し、そのファイルを選択することで実現しています。
つまり、Excelとは別にテキストエディタを起動し、所定のパスにテキストファイルを保存する必要があるのです。しかもこのパスはかなり入り組んでいます。

3.データ入力フォームの使用不可


ユーザーフォームとは別にExcelでは自動的に表やテーブルに対応するデータ入力フォームというものがあります。この機能を使うことでVBAを使わずにカード型データベースのようにデータを扱うことが可能になります。Macではこの機能がありません。

次回はVBA編です。
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