社内の昇任や昇給に関わる小論文提出について

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ビジネス・マーケティング
最近、社内での昇任試験や昇給試験で小論文を課す会社が増えてきていますね。
ココナラ上でもコンスタントにそういった小論文の書き方の指導や書いた小論文の添削等のご依頼をお引き受けしています。

社会人になって日本語のライティングスキルを磨くチャンスは意外と少ないため、こうした小論文試験になって初めて、書き方がわからない、書き方を忘れたと悩まれる方は意外と多いのではないでしょうか。

そうした方のために、小論文の基本の「き」をお伝えします。

だいたい課題となる小論文は800~1200文字程度の場合が多いようです。
そして多くの社内小論文の課題は「自身の働く部署の課題とその解決法を論じなさい」といった内容が多いようですね。

こういった小論文の場合、段落構成には決まりがあります。
序論→本論1→本論2→結論、という4段落構成で書く、ということです。

また段落構成だけでなく、「序論では疑問文を提示しなければならない」という決まりもあります。「自分が所属する部署の課題とそれを改善するためにどうすべきか」という課題であれば、序論の疑問文は「では○○という課題を解決するために、今後どのように改善すべきだろうか」というものになります。そしてこれが序論の最終文になる必要がある、ということです。

その上で本論では改善するためにどうすべきか、を論じることになりますが、本論1では自分自身がその課題を解決するためにどう行動したいと考えているのか、そして本論2では会社単位もしくは部署内での働きかけを通してどう行動すべきなのか、という2段階の解決方法を論じていただくことになります。

その上で結論としては、部署の課題と解決方法を整理した上で、あるべき今後の会社の指針や在り方等将来に向けた理想を語るという結論がよいと思います。
これが、基本的にはこうした昇給試験ないしは昇任試験での小論文の書き方となります。

では会社はこの小論文で何を測っているのでしょうか。

1.最低限の小論文の書き方を理解しており、日本語のライティングスキルを身につけているかどうか

2.社内の問題点を客観視し、その解決方法を論理的に説明できるか

3.会社が置かれている現状を俯瞰的に見る視点を持っているかどうか

上記3点を測っています。

でも、自身の書き方でいいのか、自分の考えている解決方法は論理的かどうか、そして会社の現状をうまく把握できていると認めてもらえるかどうか、など、実際に書いてみても不安ですよね。

そのため、できれば一度他者の視点から見てもらうことでよりよい文章へとブラッシュアップしていくことが重要ですよ。
ご希望に併せてサービスをご提供しますので、この記事を読んで関心を持っていただいた方はご連絡くださいね。

では、皆さまの昇任試験等でお役に立てる知識となりましたことを祈って。。。

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