前回の「色」引き続き今年の秋冬のトレンド、今回は「サイズ感(形)」に
ついてお話したいと思います
1.色・・・赤など鮮やかなカラー、シャーベットカラー、ワントーン
2.サイズ感(形)・・・トップス丈はコンパクトにジャケット・アウターなどのシルエットは細身に
3.素材・・・ベーシックなスタイルに、素材で特別感を
今回は秋冬トレンド「サイズ感」についてです。
「カジュアルスタイル中心」のコロナ禍
お出かけ需要の高まりから「きちんと感」のあるアイテムが流行しています。
キーワードは「テーラーリング」
テーラリングファッションの代表的なアイテムとしては、スーツやジャケットが挙げられます。これらのアイテムは、ビジネスシーンやフォーマルな場で着用されることが多く、スーツやジャケットを着用することで、よりフォーマルな雰囲気を演出することができます。
ゆったりシルエットの流行最盛期を過ぎ、これからシルエットはだんだん細身になっていきます。今はその流れの途中ですが、昨年までと比べても、アウターやジャケットのサイズ感が徐々に細身に、丈も短くなってきていることがわかります。(一方で大きいサイズ感のものもあります)
全シーズンに続き、カットアウトやミニ丈のボトムなど、肌見せでフェミニンさを出すアイテムも流行。コレクションでも見られた素肌やタンクトップなどにジレを合わせるというのも新鮮さを感じるコーデです。
ここのところ、肩などに大きなフリルのついたトップスなども流行していましたが、まだまだそういったアイテムも見られるものの、徐々にフリルからドレープでフェミニン感を出すスタイルに移り変わりつつあるのも特徴です。
また、今季マストアイテムはジャケット。各ブランドから豊富に出ています。マニッシュさのあるジャケットやジレなどのアイテムを、着こなしでフェミニンに見せるのが今年らしい合わせ方です。
次回は「素材」についてです。