大昔、カウンセラー修行(滝に打たれてた訳じゃないよ)を受けていた時の話です。
当時の師匠から問われました。
「心の本体は何処にあると考えてますか?」
夢見る少女だった私はナチュラルに胸に手を当てて本気で答えました。
「ここです。心臓です。」
師匠はニヤっとしながら「その心臓を司っているのはココですよね」と頭をコンコン。
あの時の私は離婚やら病気やら、世界中の不幸を背負っている勢いでメンタルはボロボロでした。きっと視野も狭くなっていて、ただただ己を守ることが最大のミッションでした。
でも心臓だと思っていた心が、脳にあると言われてなぜか気が楽になりました。
なかなかに伝わりづらい感覚だけど、頭の中に、脳にあるのなら私のメンタルは何とかなるって思ったんです。何ていうか心臓よりはわかりやすい。脳なら何とかなるなって。
だって今こうやって考えることが出来ている、この延長にあるわけだから。
師匠からのその問は、俯瞰で自分を見る術を教えてくれる為の言葉でした。
もっとも、そんな真意を知ったのは人生で何度も派手に転んだ末なんですけど
ね。
それくらいにはポンコツ落ちこぼれカウンセラーでした(自慢)
今日はその師匠の命日です。
あちらの世界でも、そろそろ師匠をやってますかね。
この時期らしい花曇り。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
お話したい人はこちら
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼