来年の運気の受け止め方

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コラム
この時期になると来年の運気を占ってほしいと
いらっしゃる方が多くなります。
私は特別にそのようなメニューを出していませんが、
有難いことに毎年来てくださるリピーター様に恵まれています。

最近多いのが、来年の運気を占ってもらったら
最悪の結果を告げられて
へこんでしまったというご相談です。
運気を見ていくのは
生年月日をもとにした命占が一番的中率が高いと
私は思っています。
ただ、占術によって得意不得意があって、
結果がすべて同じとは限りません。
同じ命占でも、東洋占術と私が普段セッションで使っている
西洋占星術では
時期がずれたり、未来予想の根本的な考え方が違うと感じています。

どの占術が正しい、当たるとかのに言及するのは避けますが、
陰陽五行をもとにした東洋占術は古くは戦場や政事で重宝されていたので
時期読みの吉凶がはっきり出ます。
だいたい12年周期にバイオリズムが決まっていて、
悪い時期は3年くらい続くことになるのでその時期は何もしてはいけない。
何をしてもうまくいかないというようなことを占い師さんに言われる傾向があります。

一世を風靡した、今は亡き細木数子さんが確立した六星占術は
四柱推命を基に簡素化して人を6つの星に分けたもので、
停止の年の前後1年を含めて3年は凶運気となります。
それを12年周期で繰り返すのです。

西洋占星術での未来予想は
技法が沢山あり、最低でも10惑星、4感受点
の位置と惑星同士の角度と現在の天空の位置関係で読んで行くので、
どの惑星との位置関係が影響を及ぼすのかを見極めるのがかなり難しいです。
少し専門的に言うと
土星は厳しいが、金星はいい状態
だったりすると、今年はいい運気です!だけの回答では済まないのです。
どの惑星をメインに使っていくか?
このアドバイスをすることが未来予想になります。
なので、吉凶だけの回答にはならないのです。

タロットなどのカード占いに代表される卜占は
それこそ占う人、タイミングで全く違う結果が出ることもあります。
そのくらい、一言で占いと言っても占術によって
多様な回答が出やすいということです。
結婚しようと思っていたのに
3年間は時期が悪いから、結婚するとうまくいかない
と言われてしまった・・・。
占いに行ったことで、未来が真っ暗になってしまった
と落ち込まれてしまう方もいますが、
確かにそういう可能性が高いということで
あたりまえですが、
その間に結婚した人が、みなうまくいかないということではないのです。
ただ、占い師の言葉は
思いのほか、心に刺さってしまうことが多いです。

たかが占い
されど占い

人生に運気の上がり下がりはつきものです。
ただ、先知恵として運気、未来を気にしすぎるあまり
動けなくなってしまう。
運気に縛られてしまうことは、避けていただきたいです。

人は唯一無二です

パターン化などできないのです。
星の思し召しに影響を受けることはありますが、
ご自身の人生は
ご自身で創っていけます。
まず、自分を信じること
そこからきっと未来が開けていきます。

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