経歴

職歴

  • 自営→派遣社員→契約社員→正社員→自営 1980年4月 2015年1月

    ・農業・介護・鬱 / ロジスティクス(物流)・その他 1980年4月 1990年4月

    期間は正確なものではありません。わざとボヤかしてあります。 高校卒業後、祖母・祖父の介護の手伝いをしながら、運送屋でドライバーとして3〜4年働いていました。 ある日、仕事が終わり、家に帰ると母が頭が痛いと寝ていました。 自分の部屋で着替えたりしていると、妹の怒鳴るような声に気がつきました。 なんだろうと、見に行くと母が口から泡を吹いて痙攣しているのです。 すぐに救急車を呼び病院へ、幸い母は救急車の中で目を覚ましました。 原因は低血糖というだけで、あとは不明のままでした。 その事件をきっかけに家業の農業を手伝うことになりました。 最初は順調に仕事をしていたのですが、4〜5年が経ったある日、いつものように仕事へ向かう車の中でフッと寂しい気持ちになり、外の世界がキラキラ輝いて見えました。 外の世界が輝いて見えれば見えるほど、私の気持ちは落ち込んでいきました。 鬱でした。 それからしばらくの間は、家に篭っていたのか、何をしていたのか覚えていません。 ただ、鬱の症状が良くなり、働く気持ちが湧いてきた頃には、祖父も祖母も他界していたように思います。 この10年間位の記憶というのは、あまり思い出せません。 ただ18歳からの介護の手伝いをし、農業の手伝いをしという期間は友達との交流もなく寂しい時期だったように思います。 全ての人から、おいていかれた気分だったように感じました。

    ・派遣社員→契約社員→正社員 / 事務(一般事務)・文字起こし・データ入力・人材開発・人材育成・研修 1990年5月 2000年4月

    鬱の状態から復活してまず初めに派遣社員から仕事を始めました。 データの入力です。 その前からPCは使用していたので、入力の仕事というのは、なんの苦にもならないものでして、職場での業務では、1位にはなれなくても、2位、3位の順位でいられました。 また、仕事への態度が評価され、仕事場では重宝される存在になれました。 上司からも可愛がられました。 が、 そんな良い状況も永遠に続くはずもなく、上司が退職しその下にサブとしていた人がその職場のリーダーとなりました。 すると、職場の雰囲気も今までとガラッと変わり、何かギスギスした雰囲気が出てきたり、喧嘩をする者がいたりと、職場の状態が悪くなる一方でした。 派遣で何年か過ごしてきて、次のステップを考え始め、離職。 数ヶ月後に小さな会社に就職することができました。 そこで、頑張ろうと思っていた私でした。 仕事が始まって、何日か経ったある日、少し威厳のある感じの老人が職場に入ってきました。 そして、そこで働いていたある社員を、もの凄い勢いで怒鳴り始めました。 その老人が来ると、その社員は常に怒鳴られているのです。 来る日も、来る日も、尋常じゃないくらいの勢いで怒鳴り続けるのです。 やばい会社に入ってしまったかも・・・と思い始めた時のことでした。 私の前任の者がしていた仕事がかなり「いい加減」な仕事を何年にも渡ってしていた事に気がつき、これは是正しなければまずい事になると思い上司に相談しました。 すると、上司はマズイものを見つけられたような顔をしていました。 その事に対して、何も話しはなく、対処もとられない状況でした。 せっかく就職した会社に不信感が湧き始めていました。 ある日、上司が電話でコソコソと謝っているんですが、その内容が「まだ新人だから・・・ゴニョゴニョ」と私のことで謝っているのです。 なんか、やったか?と思いました。後になり解った事ですが、その上司の起こしたミスを、私に擦りつけていたのがわかりました。 あっ・・・この会社にいたらダメだと思い、わずか数ヶ月で会社を辞める事にしました。 その後、IT系の派遣会社に契約社員として働き始め現場に出るようになりました。 そこで、また事件が起こりました、普通の業務連絡のメールに、「⚪︎⚪︎は気に入らないから来月で切る」と働いている全員にメールが回ったのでした。勿論⚪︎⚪︎にもです。彼は「俺、クビになるんだ・・・」と落ち込んでいます。 ここでも、おかしなことが、起こるなと思い、本社の直属の上司に電話をしました。 「△△部長、⚪︎⚪︎切るってメールが流れたんですけど、話し聞いてますか?」と聞くと「何それ?俺は知らないぞ」という事になり、大問題に発展・・・かなり揉めたようですがメールを送った人物が謝罪して⚪︎⚪︎もクビにならずに済みました。 そして私はというと、この問題を報告したことで、部長から信頼され、本社で働く事になり、正社員として迎えられました。 仕事の内容は、ITの教育担当になって欲しいとのことでした、そんな詳しくないしどうしようかと迷いましたが、私も勉強させてくれるということで、引き受けました。 しかし、この会社も波乱万丈で、信じられないことが数々と起こりました。 一つ一つ挙げていくと、キリがないのですが、私を呼び寄せてくれた上司から、別の上司の下に着く事になったのですが、その上司が失踪してしまい、数ヶ月音信不通後、悪びれずケロっと出社して周囲を唖然とさせたり。 社長が銀行から借金を返せと怒られているのを目撃してしまったり、提携するつもりでいた会社から振られてしまったり、挙句の果てに会社が乗っ取りにあい、別の会社になってしまった・・・という感じです。気の休まることもない数年間を体験しました。 会社が乗っ取られたのをキッカケに退職しました。

    ・不動産関係 / 経営者(仮) / 不動産・マンション・ビル管理 2000年5月 2015年1月

    働いていた会社が乗っ取りにあい退職後、 賃貸物件の経営を始めました。 賃貸物件の経営・・・ 左団扇で・・・という、甘いものでは無く 常に、数字と睨めっこの日々、苦情と問い合わせ、折衝の日々・・・でした。 最初は順調でしたが、何年も先までシミュレーションしてみると、これはヤバくないか? ある年を境を、右肩下がりに落ち込む・・・事に気がつきました。 どうにかしようとしても、計算したとおりになっていく・・・ そして、計算外の出費も重なり・・・最後には手放す決断をしなくてはなりませんでした。 生々しいので詳しくは書きませんが・・・ その15年位の間、苦しんでいた頃から、心理学の勉強を始め今に至っているのですが、 なぜ始めたのかは自分でも、わかりません。 ただ、始めてみると勉強が面白くて、もっと若い時に知っていれば違った人生を歩んでいたかもしれないと思うほどでした。 でも、人生ってそう簡単では無いですよね、もっと若い時にと思っても・・・ 勉強することを面白いと思ったかは疑問です。 出会った時が最良の時だったのかもしれないと思っています。