外資系企業の経理財務部門への転職相談に応じます
はじめて外資系企業への転職をお考えの方、ご質問に答えます
複数の大手外資系企業で財務系管理職を15年に亘り務めた経験から、初めて外資系企業への転職を考えていらっしゃる方にアドバイス致します。職務経歴書の書き方やアピールポイントにもお答え致します。
英語について
もちろん話せた方が良いのですが、それ以上に、きちんと書けることが重要です。日本語でも何を言っているかわからない文章があるように、下手な英語の文章は、すっと読めないし頭に入りません。英文法のトレーニングは必須です。
企業文化について
外資系の方が圧倒的に多様性があります。人種や言語もそうでしょうが、転職組が多いので、いろんなところで働いた経験のある方が集まっているという背景もあります。そういった多様性を競争力に変えていかなければならない外資系は、互いの違いを尊重しあうことを特に重視しています。それは裏を返せば、一丸となって進みにくいということかもしれません。一方、未だほとんどの日系企業は閉じた日本村で経営しているように見えます。そのことによってチームの結びつきが強く、スキのない競争力を発揮できているのかもしれません。
変化について
外資系企業は変化が大好きです。朝令暮改とはいいませんが、トップがかわれば方針は大きく変わるし、そうでなくとも常に変化することを求められます。それはおそらく常に成長を求める株主からのプレッシャーからくるもので、日系にはほぼないものです。もちろん闇雲に変化すべきところを探しているのではなく、いつも改善が必要なところを探して、変化させようとしています。ずっと同じやり方でマンネリを招くより、試行錯誤があって多少の非効率はあったとしても、常に変化しようと努力する組織の方が私は好きです。活気なく毎日が始まるより、「今日はこれを変えてみよう」というエネルギーとともに毎日が始まるほうが、長い目で見て成長すると思っています。
学歴について
日系企業は一般的に学歴を重視します。外資系企業も、おそらく日系以上に学歴を重視します。違いは、日系が大学名を重視していることに対して、外資系は何を学んだかを重視しています。実際、ドクターやダブルマスターをとっている外資系管理職をよく見ます。もちろん、学位があるから管理職を務めているのではなく、専門的知識の上に経験を積み上げて、ポストに相応しい人間になったということです。
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