経歴

学生時代から人のお世話をする仕事に就きたいと思っており、ボランティア的かつビジネスとされる仕事に就きたいと考えておりましたが、当時は介護の仕事がメジャーではなく、情報量も少ないため、あえなく別の業界へ就職しました。 しかし、高齢化が進行しシルバーマーケットが拡大していく中、当時からの想いを叶えたいと考え、介護業界に身を置くことを決意しました。 現在まで３社（営利法人、社会福祉法人、医療法人）と同じ業界で異なる法人格の企業で勤め、現在までに業界には１８年間身を置いておりますが、それぞれの法人格で介護に対する特色は異なるものの様々な課題があると感じました。 また、その課題は私が別業界に身をおいていた頃と全く異なる内容でした。 特に感じたのが、人材教育、人事考課の面で、福祉業界は年功序列的な考え方や管理者などの昇進基準が曖昧で、結果、経営陣に「気に入られる、入られない」という要素で就任した管理者に管理能力がなく、スタッフの離職率が上がっている状況を見てまいりました。 人材教育の面では入社しての形式的な研修などはなく、いきなり実践で先輩職員が口頭で業務を教えるといったようなことが普通になっていました。 このような経験から、わたしは今からの介護業界は次世代を見越した対応ができている企業が生き残ると考えています。 わたしの考える次世代というのは少子高齢化による若いスタッフの減少、年配ベテランスタッフの引退により企業規模にかかわらず、事業が立ち行かなくなる企業が増加していく時代を想定します。 わたしが携われせていただいた企業さんには、人財採用戦略、人財（材）教育、人事考課、経費削減案、ICTの導入活用等を提言し、効率的な経営を行っていただけるように尽力しております。 また、新規介護事業開設における収支計画のアドバイスもさせていただいております。 現場に近い目線で業務を行なっている立場であることから、現場の実情、業界の情勢などを感じ取り日々、コンサルタントとしての感覚を養っております。