就職前に知っておきたい労働関係法令の説明をします
元労働基準監督官の社会保険労務士がサポートします。
これから就職を控えた方(現在就業中の方も大歓迎です)やその親御様に最低限知っておいていただきたい労働関係法令のご説明をいたします。
ご就職おめでとうございます。突然ですが、皆様は労働基準法という法律をご存じですか?私は就職したとき名前は聞いたことがある程度で、その内容は全く知りませんでした。労働基準法は働く皆様を守る法律です。そのため就職するにあたり、最低限知っておいていただきたい労働基準法やその他の労働関係法令についてご説明いたします。労働関係法令は多岐にわたり、代表的なものとしては、労働基準法や労働安全衛生法、労働契約法が挙げられます。これらのそれぞれについて調べるのも大変な作業ですので、重要な部分にしぼってご説明いたします。
最近では、一時期ほどブラック企業という言葉は聞かなくなりましたが、会社にそのつもりがなくても労働基準法をはじめとした労働関係法令に違反してしまっていることは多々あります。例えば、有給休暇は取得できていますか?現在は条件を満たしている方については、年5日の有給休暇を取得させることが事業主に義務付けられています。
ほかには、年一回の定期健康診断を会社で受けていますか?深夜業のある方は半年に一度受けていますか?健康診断の結果をあなたの就業環境に活用してもらっていますか?これら健康診断に関する事項は、労働安全衛生法という法律に定められています。
そのほかにも事業主に義務付けられている事項は多くあります。
私は労働基準監督署で10,000人以上の働く方からの労働相談を受けましたが、その中には法律を知っておれば事前にトラブルを防げた相談もありました。トラブルになってから解決の道を探ると多くの労力が必要となります。是非知識を身に着けた上でご就職なさってください。
もちろんご質問にもお答えします。短時間でもかまいません。是非お話もお聞かせください。お待ちしております。
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