大切な人に喜ばれる愛されるmy家庭料理
板前として20年余りになりますが最初から上手に出来た訳ではありません。最初は見よう見まねで作りました。知識がなかったので出来た物はひどい有様でした。とろみを付ける為に水で溶かなければいけない片栗粉を、お湯の方が早く溶けると思い、お湯を入れたら一瞬で固まってしまったとか笑 母の実家が割烹料理店で良く見ていて「大人になったら料理人になる!」と強く思っていました。卒業と同時に親に伝えると猛反対され一度は諦めましたが、どうしても和食の板前になりたく勘当されつつも料理の世界に飛び込みました。板前になり驚いたのは思っていたイメージとは程遠くすさまじく厳しい世界でした。何度も辛さや挫折感を味わいながらも料理が好きで続けてこられました。店を移った際 料理の腕と人としても尊敬できる親方にめぐり逢い再度一から基本と和食の全ての料理を学び成長する事が出来ました。そこからの上達は早く殆どの料理を任されるまでになり...