若い時から起業家精神に富み多くの事業を起業してきました。挫折と失敗を繰り返し人生のどん底と天辺に近いところまで経験しました。 何とか自分の事業で成功して幸せになりたいという願望が強かったのでしょう。 そのころは金を掴む→なんでも可能な選択肢が増える→幸せになる。でしたが実際に大金を掴んだときは、若いころの純粋な気持ちを忘れて欲が自分を引っ張っていったような感じでした。振り返ってお金では無くて人間関係や家族の方が幸せの必須条件だという事に気が付きました。大金を掴んで豪邸を建てても結婚した妻と子供と別れてしまうと何も残っていないという人生に怯えました。 多くの失敗を重ねてやっと幸福は物質的なものではないという事に気が付きました。 しかしこれは若い時には人が持っていない車や家が欲しいというような欲望が優先してしまうのは仕方ない事です。人間が学ぶという事にも順序があるのです。学ぶこともなく...