2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。
中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となった経験を元に「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。
特別養護老人ホームにて、介護職による排泄介助の壮絶な現場を見たことをきっかけとして、においセンサーで排泄を検知する「排泄センサーHelppad(ヘルプパッド)」を製品化。
おむつを開けなくても排泄したことを知らせてくれることで、介護者の負担軽減を目指している。
2017年、会社設立後に千葉工業大学大学院博士課程に入学、デザイン科学の研究で2019年3月博士号(工学)取得。起業家と研究者の両立に尽力する。
2019年、科学技術への貢献が認められ、文部科学省 科学技術・学術政策研究所より「ナイスステップな研究者」に選出される。
2021年、世界的な課題解決に取り...