■売り建て住宅をご購入で、「間取り」に不満があるお施主様に提案■
①売り建て(フリープラン)住宅は、
分譲業者の土地・建物をセット販売ですので、
購入者が建築士や建設業者を指定できません。
②しかし、その分譲地のルールにおいて自由に設計できます。
③プランニングの良し悪しもあり、満足できない場合があります。
④でも立地条件・価格・仕様には満足しているので購入はしたい。
⑤提案してくれた営業マンや建築士とは、うまく付き合ってゆきたい。
このようなジレンマで悩んでいませんか?
「間取り」だけの妥協の危機に直面しているお施主様にアドバイス!
■「間取り」が不満の原因■
「間取り」のプランニングには建築士である必要はありませんが、
資格の有無ではなく、法規制・構造を理解し、感性があり、
クライアントのニーズを的確につかむこと。
そして数多くの失敗を重ねて経験が豊富であることが必要です。
上記のうち一つでも欠ければ、満足のいく結果が得られません。
■セカンドオピニオンの成功とは■
ご提案を受けた「間取り」すべてがNGであることはあり得ません。
図面を見た瞬間に、これは下手な計画である時もあれば、
上手に取れていると感心するものも多々あります。
第二診断で、効果が発揮できるシュチュエーションは、
「間取り」で、ほぼOKだけど、これくらいなら妥協できる状態です。
『満足度UPの要因』が見過ごされやすいのです。
例えば、階段の向きを変えるだけで、収納が増えたり、
動線が短くなったり、採光・通風が良くなる場合があります。
■提案が「間取り」に限定される理由■
セカンドオピニオンで提案できることは「間取り」に限定します。
立面計画・構造・仕様・スペックについては、分譲地であるので、
価格的な兼ね合いもあり、提案する余地が少ないと考えます。
但し、構造に限りある程度の配慮は可能です。
■セカンドオピニオンに必要な情報■
下記の項目の情報が必要です。
①提案された「配置図」「平面図」「立面図」 ※土地高低差情報も
②「住宅地図」 ※道路・環境がわかる程度で可
③法的規制内容
④分譲地のルール
⑤提案図面の不満な点(理由も含めて)
⑥お施主様のご要望(優先順位で)
⑦土地の写真(環境が分かるように)
①分譲地ルールがある場合は、詳しくご記載ください。
「間取り」を変更することによって、追加金額が発生するケースがあります。
②上記とは逆に、この「間取り」にしたい場合は、追加金額を承諾すると
いう考え方もあります。
③ご不満な「間取り」になった原因が、追加金額を発生させないためである可能性もあります。
(であれば、理想の「間取り」にするには、追加金額が発生することを告知告知すべきですが。)