犬にも介護者にも優しい老犬用介護ハーネスとして、特許も取得。すでに1000頭を超えるワンちゃんに制作した実績があります。
立てない・歩けないの介護初期段階から、体位交換や清拭、排泄補助と言った終末期ケアまで、いくら食べてもやせ細る老衰期に合わせて縮小方向の調整幅を大きく設定し、逆に腫瘍の肥大や疾患による腹水・むくみによる拡張方向にも余力を持たせて制作しますので、残りの生涯全期間を通して、最後まで使っていただけます。
もちろんすべてオーダーメイドで制作しますので、体形や持病に合わせたカスタマイズも可能です。
ご相談・カウンセリング
犬種・年齢・最盛期体重・現体重・症状・持病をおたずねします。
介護アドバイス
長生きさせるためのアドバイスや、介護を続けるための裏技などをお知らせします。
仕様決定・採寸
ハーネスの構造やオプション類の要不要を診断し、必要項目の計測方法をお伝えします。
制作
国内一流メーカーの服飾資材を使用し、採寸数値に合わせて裁断。パーツ類の組み込みをしながら、工業ミシンで縫製します。パーツ類のストックは常時抱えていますので、最短半日で制作することも可能です。
アフターケア
装着に困ったり、大きすぎた小さすぎたなどの問題にも対応します。
すでに全国で1000頭を超える実績がありますので、多くのお客様から感謝のお言葉やお礼も頂戴しています。なかでも小柄な女性が大きな犬の介護をされるケースでは、それまで立たせる・歩かせるのも二人がかりで苦労をされていたのに、ハーネス装着後は「持ち上がった!」と、一様に驚かれます。それは犬の骨格と重心位置を包み込みながら、なおかつ介護者の負担を軽減するバランス構造だから。もちろん装着したまま大小排泄が可能ですし、寝かせたまま着脱ができるのも特徴の一つ。おむつや服を着せた上からでも装着できます。
きっかけは、大型雑種犬「ぱる」のためでした。
年月を重ねて、立てない歩けない場面に直面し、いろいろな介護用品を試したものの納得できず、アパレルのルートから資材を調達し、数十種類の試作品を製作。京都ですからご近所の二条城とか壬生寺あたりを、試作品をまとった愛犬とリハビリ散歩してますと、「どこで買ったんですか?」「うちの犬にも作ってください」と声をかけられたのが、老犬介護PALハーネスを製作するようになった、そもそものきっかけです。
PALハーネスにはハーネス本体のほか、すぐ介護に必要なオプションパーツとして、鼠径部を保護する「保護パット」、介護者が腰を伸ばした楽な姿勢で後ろ足とともに前足も支えられる「ツインリード」、足ベルトが開いてお尻がずれ落ちるのを防ぐ「レッグリング」が付属します。
ハーネス本体は、同じ体重でも犬種によって体系はまったく異なりますので、すべて採寸数値に応じて一点ずつ、将来的な体系変化に対応できるように制作します。
価格帯の基準としては税別で、~10kg@9000円、~20kg@10000円、~40kg@11000円が目安となりますが、それよりも大きなセントバーナードやグレートデン、ウルフハウンドなどにも制作した実績があります。
コーギーなどの尻尾の無い犬種には、ずれ落ち防止のためお尻を覆うカバーが別途必要になります。皮膚病や腫瘍の加減で、ハーネスとの擦れが問題になる場合は、ハーネスを構成する主要ベルト類に保護パットを装着するため、バックルを一か所追加する必要があり、保護パットも余分に必要となります。