◆今回の出品について
働き方改革を旗印に、労働環境に影響がある様々な制度が展開されています。例えば、
・最低賃金の引き上げや同一労働同一賃金など賃金制度への影響
・外国人技能実習生制度の改定による採用等への影響
などです。このことにより、業務を説明するエビデンスは元より、先進国中最下位の労働生産性の向上が待ったなしに求められます。
そこで、今回は労働生産性向上活動(現状把握→問題認識→改善)に関する資料を提供させて頂きます。本活動の基本にあるのは、設備投資に頼らず労働力を最大限に引き出すためのIE(インダストリアル エンジニアリング)手法をベースとした生産性向上活動です。
例えば、現状の労働力を最大限に引き出せていない要因には、
・担当者に発揮して頂きたい能力が定義できていない。➡作業内容の分析スキルの見える化
・担当者が能力を発揮できる環境が整っていない。➡無駄のない作業手順の設計など
・担当者に求める能力を身に着ける機会を与えていない。
➡作業方法と作業ペースの定着化を通した教育(OJTベース)
などがあり、IE手法はこれらを見える化するために有効な手法です。
また、生産性向上活動を実践している方から、
・調査票を設計しデータを収集したが、どのように分析したらよいのか分からなくなった。
・改善案が安易な設備投資に頼りがちで、投資額が膨らみ実現が難しい。
・作業者のパフォーマンスが適切か、評価する視点がない。
などの問い合わせを頂くことがあります。
まずは資料提供を基本としますが、どのような小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談に下さい。
◆基本のサービス内容
▷基本サービスの種類
提供できる基本サービスは以下の二種類です。(各々1件になります)
1.管理・間接部門の生産性向上活動に関する資料
2.生産部門など直接部門の生産性向上活動に関する資料
▷基本サービスの提供方法(ステップ)
1.相談内容の確認
※ご相談内容が対応範囲外の場合、資料提供ができない場合がございますので、
ご了承ください。
2.相談内容に適した生産性向上活動資料の提供
3.提供資料に対する質問
※基本サービスには、資料に関する質問以外の具体的な個別案件でのアドバイスなどは
含まれておりませんのでご注意ください。
◆有料オプションに関するお願い◇
①「対象作業1分当たり」とは、対象作業の総工数が1分以内を1単位とすることです。
②提供頂きたい資料について
・対象業務を撮影した映像(ビデオデータ)
対象者の全体の動き(工程を跨ぐ作業の場合)や手元の動作が分かる映像
を3サイクル程度撮影して下さい。
・対象作業の全体のレイアウト図
・作業手順書
部品などの名称や簡単な作業名が分かる資料
・作業前提条件に関する資料
作業のアウトプット(要求品質)やインプットされる資材等に品質要件が分かる資料
(無い場合は、映像から想定させて頂きます。)
・不明点は追加で資料をお願いすることがあります。
③標準時間の算定について
まず、頂いた映像を基に代表的な作業サイクルを選択し、データ分析させて頂きます。
次に、資料などから標準作業方法を検討します。
最後に、設定した標準作業方法にて、標準時間を見積もります。
④課題について
・現状の作業環境を前提とした場合の標準作業方法と現状のギャップに関する問題と課題
・作業環境等の改善課題
などが見られる場合、指摘させて頂きます。