私はコピーライティングで、
人の感情を動かす文章を研究しています。
そもそもコピーライティングとは、
相手の『心』を動かして、『行動させる』文章のことです。
オバマ大統領は感動的なスピーチをすることで有名でしたが、
原稿はオバマ大統領が考えたものではなく、
専属のスピーチライターチームが作成したものです。
この例でもわかるように、
言葉によって人は感情を動かされたり、
考え方が変わったり、
行動が変わったりします。
成功している人たちはみんな
言葉、コピーライティングが上手いです。
家族(奥さん、子供)、会社(上司、同僚、部下)、恋人・・・
自分以外の人と意思疎通をはかるのに、
言葉は絶対に必要です。
その言葉を扱うコピーライティングをマスターすることは、
『究極のコミュニケーションスキルをマスターすること』
と言い換えることもできます。
コピーライティングは突き詰めると、
『他者の理解』
ここに行き着きます。
相手を理解できなければ、
相手に響く文章は書けないからです。
逆に、相手を理解することができれば、
相手が何を言ってもらいたいか?
何を欲しているか?
が、わかるようになります。
(これはリサーチになります)
このように、コピーライティングがうまくなれば、
必然的に喋るのもうまくなります。
一生モノのスキルになりますので、
この機会にぜひ学んでみてください。
まずは、手始めに、
「悪口の手紙」と「感謝の手紙」を
あなたの大切な人に送って欲しいと思います。
同じペン、同じ紙、同じ時間、
に相手が受け取ったとしても、
相手の行動や感情は全然違ったものになります。
私は普段手紙を書かないので、このエクササイズで
妻に感謝の手紙を書いたところ、
『泣いて』喜ばれました。
本当に暖かい気持ちになりました。
その流れのまま、
悪口の手紙も合わせて渡そうかと思いましたが、
断られてしまいました笑
ただ、悪口の手紙を書いている自分自身、
本当に嫌な、吐き気がするくらい、気持ち悪い感情に
なったことを思い出します。
(強烈すぎる単語の羅列した文章を書いたので)
私の先生は、このエクササイズの意図として、
「言葉のもつ強さを知って欲しかった」
とのことでした。
インクが載っているただの紙なのに、
「相手が受け取る印象が全く違うものになる」
ということを私も身を持って知ることができました。
(手紙を渡してはいませんが、反応は容易に想像できます)
あなたにもぜひ、やってみて欲しいです。
言葉の凄さ、大切さが実感できると思います。