日本の介護現場でこんなに疲労感が漂っているのはなぜなのだろうか?
介護といってイメージするのは、
・辛い
・やりたくない
・仕事を辞めないといけない
・お金が心配
など、暗い話題が多いのが現実です。
9年前に大阪で私が介護施設に初めて見学にいきました。 新しく介護施設を作るということだけ決まっていて、 介護のことは知らない状態で、
「どんな施設を作りたいかなー」 とワクワクした気持ちで施設に入ると、
ちょうど私の目の前に80歳ぐらいの女性の方が座っていたので、 話しかけてみました。「ここって楽しいですか?」
するとその年配の女性は、
「楽しいことあるかいや!こんなとこ来たくないねん!」 「娘が行けって言うからいってるねん!!」
「ホンマは来たくないよこんなとこ!」
私は大きなショックを受けて、
他の施設見学に行って座っていた女性に話しかけ 「ここって楽しいですか?」と聞くと、
近くにいたスタッフが飛んできて
「そんなこといいな!」と怒られてしまいました。
なんで『楽しいですか?』って聞いたらダメなんだろう?
それから100か所ぐらい飛び込みでいろんな施設を見学させてもらってわかったのですが、自分から行きたくて介護施設を利用している人はほとんどおらず、我慢して来てる人が多いこと。
しかし、悲壮感が漂う施設もあれば
利用者の方が皆イキイキとした表情をしている施設が あることも全体の1~2割存在することもわかりました。
イキイキしている施設は、スタッフもシニアの方もほとんどの方がニコニコしていて、 その場にいるだけでこちらも元気になれるような感覚がありました。
同じ料金の施設なのに、 「なんでこんなに違うんだろう?」 「どうやったらみんなイキイキできるんだろう?」
この疑問が私の福祉分野でのスタートでした。
その後、高齢者施設を作り、数多くのシニアの方々、家族の方がとお会いしているうち、幸せそうな方のやり方と、 これをするとしんどくなるなという共通点があることがわかってきました。
頑張らない、無理しないというオーガニック介護術のやり方を知ると、
・介護は辛くない
・仕事を辞めなくてもいい、
・お金の心配をしなくてもよくなります
行動することはたった2つです。
ステップ 1 は、
『頑張る、我慢するという介護から、 頑張らない、無理しないでできる介護を目指すと決める』
ステップ 2 は、 親の介護で自分が気持ちよくできないことは、『それがやりたいです!』というプロの介護スタッフに任せる。
これだけです。
しんどいこと、疲れることはせず、やりたい人に任せる
=ストレスがなく、介護に頑張りや無理がなくなります。
「え~無理」 「親が家族じゃないと介護を受け入れない」 「他人に任せるのは怖い」 「介護サービスにいい印象がありません!」 「お金の心配が」
そんな声が聞こえてきます。 ここで諦めないでください。
「今、無理と思っても大丈夫」
ご不明なことはなんでもトークルームにて質問してください。何度でもお答えいたします。
ご両親が穏やかに安心して生活できるように一緒にやっていきましょう。